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鹿児島市立美術館で「大桜島」絵画展-画家31人が描いた70点展示

2012年1月2日から鹿児島市立美術館で「大桜島絵画展」を開催する。画像は黒田清輝「桜島爆発図(噴煙)」

2012年1月2日から鹿児島市立美術館で「大桜島絵画展」を開催する。画像は黒田清輝「桜島爆発図(噴煙)」

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 近代日本画壇を代表する画家31人が描いた「桜島」の名品70点を一堂に集めた「大桜島絵画展~桜島百景~画家たちが見つめた桜島」が2012年1月2日から、鹿児島市立美術館(鹿児島市城山町、TEL 099-224-3400)で開催される。開催は23年ぶり。

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 同展では、近代日本画壇の巨匠・黒田清輝の作品をはじめ、数回にわたり鹿児島を訪れ、力強い色彩とタッチで桜島の連作を描いた梅原龍三郎による作品8点、モノトーンの色調で迫力ある大画面に桜島を捉えた横山操「炎々桜島」、加山又造「煙雲轟々」などの名作、曽宮一念、中川一政、田村一男、西山英雄など桜島を繰り返し描いた県外の著名な画家、和田英作、海老原喜之助、吉井淳二など郷土ゆかりの画家31人が描いた約70点の作品を展示する。 

 同館学芸員の松下幸男さんは「鹿児島の方々はもちろん、九州新幹線全線開業を機に、全国の方々にも桜島を見つめた画家たちの多彩な表現を味わってもらい、桜島や鹿児島の自然・文化にもふれてもらえれば」と話す。   

 開館時間は9時30分~18時。1月10日・16日・23日・30日は休館。観覧料は、一般=800円、高・大生=600円、小・中生=400円。前売り券はファミリーマート、イープラス、ローソン、サンクス、チケットぴあ、山形屋、生協コープかごしま各店舗、鹿児島市民文化ホール、各画材店で取り扱っている。

 また、関連イベントとして2012年1月8日に記念ワークショップ、1月22日には記念講演会が開かれる。その他、鹿児島市内の児童・生徒が描いた桜島の作品を展する桜島ジュニア展「ぼくの・わたしの桜島」 なども開催される予定。2月5日まで。

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