イオンモール鹿児島(鹿児島市東開町)3階イオンホールで1月13日~15日、アクセサリーを中心に雑貨や洋服などの自社ブランドを取り扱う「サン宝石」(山梨県中央市)のフェアが開催されている。平日にもかかわらず、初日から家族連れや小・中学生でにぎわっている。
「サンホ」の愛称で親しまれている同社。「なかよし」「りぼん」「セブンティーン」「ピチレモン」「ニコラ」など、主に小・中学生を対象にした月刊誌に広告を掲載。地方でフェアを開催するなどして新規会員を増やしてきた。現在では全国に約145万人の会員がおり、専用カタログを年6回発行している。首都圏を中心に28店舗を展開しているが主な販売チャネルは通販で、売り上げの約9割を占めるという。
数あるアイテムの中でも、昨年5月に登場した「ほっぺちゃん」シリーズは、すでにシリーズ累計70万個を売り上げる人気商品。専用カタログ「ほっぺちゃんファンクラブ」も発行している。柔らかいシリコン素材で、生クリームを絞り出したようなフォルムに黒い瞳とほっぺたをストーンで埋め込む同商品。「一つひとつを手絞りで作るので、それぞれ表情が微妙に違う。(カタログと違い)自分だけの『ほっぺちゃん』が探せるのもフェアの魅力」と同社メディア事業本部長の吉岡健二さん。
会場では、デコレーションパーツ(30円~)やシュシュなどのアクセサリーを1000アイテム以上そろえるほか、「ほっぺちゃん」シリーズの限定アイテム「3連ストラップ」(380円、東京原宿限定)なども用意している。
吉岡さんは「子どもたちが自分のお小遣いの中で買えて、自分で選んだおしゃれを楽しむということを大事にしている。現在は、小・中学生女子の6.67人に1人は会員になっている計算。サンホは子どもたちから応援メッセージが届く会社。今後も子どもたちに喜ばれる商品開発に取り組んでいきたい」と話す。
開催時間は10時~19時。