鹿児島市立美術館(鹿児島市城山町)で2月5日まで開催された「大桜島絵画展~桜島百景~画家たちが見つめた桜島」の来館者数が1万3954人を記録した。
黒田清輝や梅原龍三郎など、近代日本画壇を代表する画家31人が描いた「桜島」70点を一堂に集め、23年ぶりの開催となった同展。初日(1月2日)から300人以上が来館し、1月31日には1万人を突破。2月5日までの31日間で約1万4000人の来館者数を記録した。
同館学芸員の松下幸男さんは「三が日は鹿児島に帰省していた方も多く来館されたようだ。23年前の企画展を見たという方もいらっしゃった。連日、多くの方にお越しいただき、この時期の企画展としてはかなり盛り上がったのでは」と話す。同時開催していた「桜島ジュニア展」についても、「子どもたちの純粋な感覚に触れられて良かった、などと好評だった」と笑顔を見せる。