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鹿児島中央駅に「塩おでん」店-立ち飲みスタイルで「急ぎの客」に好評

鹿児島中央駅の「ぐるめ横丁」にオープンした「薩摩塩おでん 金久」。正面はビッグカメラ2階。

鹿児島中央駅の「ぐるめ横丁」にオープンした「薩摩塩おでん 金久」。正面はビッグカメラ2階。

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 鹿児島中央駅のショッピングゾーン「フレスタ鹿児島」の「ぐるめ横丁」内に3月14日、「薩摩塩おでん 金久(かねきゅう)」(鹿児島市中央町、TEL 099-298-5145)がオープンした。

おでんの大根

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 フレスタ内「みやげ横丁」に、黒酢と黒酢加工食品販売の「くろず屋」として出店する福山物産が手掛ける同店。忙しいビジネスマンや、列車・新幹線待ちの旅行者がサッと立ち寄れるよう、立ち飲みスタイルを採用している。店舗面積は約7坪。25人ほどが立ち飲みできる。

 「すぐ出せる料理をそろえている。『あと5~10分しかない』と飛び込んでくる方もいらっしゃる。中には焼酎だけ飲んで帰る方も」と同社副社長の重久里美さん。日によっては自ら仕込みに入り、重久家の家庭料理を、その日の「おすすめ」としてメニューに並べることもある。

 提供する料理は、だし汁と与論島の「星の砂塩」をベースに使った「塩おでん」(16種類、100円~)をメーンに、六白黒豚の「黒酢炊き 黒豚角煮丼」「黒豚丼(黒酢炊き)」(以上500円)など。「味卵」(100円)、「きびなご黒酢南蛮漬け」(200円)などのおつまみや、焼酎(250円~)、生ビール、ハートランドビール(以上380円)、自社商品の「おいしいくろ酢」を割ったサワー(各種300円)などのドリンクも豊富にそろえる。フリードリンクでは約10倍に割った黒酢を提供。

 「注文してすぐ料理が出てきて、すぐ出られるこのスタイルは、ビジネスマンにはとても喜ばれている。鹿児島のおでんが『塩』ということではないが、『野菜のくさみも消えてさっぱりした味』と好評。観光客には角煮丼の人気も高い」と重久さん。「季節に合わせて具を変える。夏もおでんを出す予定」とも。

 営業時間は10時~23時。

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