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養蜂プロジェクトから完成「天文館はちみつ」初披露、限定販売へ

「天文館みつばちプロジェクト」の「天文館はちみつ」。8月3日から個数限定で販売される

「天文館みつばちプロジェクト」の「天文館はちみつ」。8月3日から個数限定で販売される

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 昨年8月に始動した「天文館みつばちプロジェクト」で取れた蜂蜜が、8月3日(ハチミツの日)に天文館ベルク広場(鹿児島市金生町)で初お披露目、販売される。

セイヨウミツバチ

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 「銀座ミツバチプロジェクト」を参考に、養蜂を通じて天文館地区の自然環境について学び、天文館地区の魅力を発信する取り組みとして「We Love 天文館協議会」が立ち上げた同プロジェクト。1年近くの準備期間を終え、今年3月8日、「マルヤガーデンズ」(呉服町)と「山形屋」(金生町)の屋上に巣箱を設置した。

 高野養蜂場(伊敷台)から分蜂(ぶんぽう)したセイヨウミツバチの巣箱は、両館共2箱ずつ。設置した当初は1万匹弱(1箱あたり)ほどだったミツバチも、採蜜が始まった4月後半には3~4万匹に増えていたという。6月上旬にかけて計6回の採蜜を行い、合わせて約180キログラムの蜂蜜が採れた。「(養蜂家の)高野さんによると、ハチは城山やドルフィンポート、甲突川の桜などから蜜を集めていたようだ」とマルヤガーデンズのプロジェクト担当・市村良平さん。

 ベルク広場で行うお披露目&販売会では、「天文館はちみつ」として瓶詰めの蜂蜜を販売する。当日販売は200個(160グラム、1,000円)。「蜂蜜は毎回、味も香りも違った。特に4月ごろに採れた蜂蜜は花の香りが強い。野バラではないか」と市村さん。花の香りが強い蜂蜜の瓶には「ワイルドローズ(野バラ)」のシールを貼る。イベント翌日からは両館で150個ずつを販売する。

 当日は高野さんによるミニトークイベントや、活動紹介のパネル展示を行うほか、養蜂セットの展示も予定する。両館では「天文館はちみつ」を使ったスイーツも販売(同3~5日)。天文館のレストラン、カフェ、バーなど約30店舖でも同商品を使ったスイーツやカクテルを提供していくという。

 お披露目&販売会は13時から。売り切れ次第終了。

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