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鹿児島市内のイルミネーション、一斉に点灯-「光の回廊」も登場

12月1日に一斉に点灯した鹿児島市のイルミネーション。メーンとなる「みなと大通り公園」のイルミネーションは今年で21年目。1月31日まで楽しめる。

12月1日に一斉に点灯した鹿児島市のイルミネーション。メーンとなる「みなと大通り公園」のイルミネーションは今年で21年目。1月31日まで楽しめる。

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 鹿児島市の「みなと大通り公園」「マイアミ通り」などで12月1日、冬のイルミネーションが一斉に点灯し、行き交う人の目を楽しませている。

噴水が止まると・・・

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 市が市電軌道敷の芝を照らす照明と、市内の施設のイルミネーションスポットをつなぐ「冬季光の回廊」事業として企画。1日にイルミネーションが点灯したことで、天文館~いづろ~マイアミ通り~ドルフィンポート~みなと大通り公園~市電の軌道敷と、約2キロをぐるりと光でつなぐ回廊が完成した。

 みなと大通公園と鹿児島中央駅のイルミネーションは毎年12月から点灯。中央駅の西口・東口にある樹木各3本には、1万球の電球を設置した。公園のイルミネーションは今年で21年目を迎え、市民には冬の風物詩として定着している。市民の憩いの場でもあり、デートスポットでもある公園のケヤキの木62本には約10万球のLEDを使用。当日は、ライトアップされた噴水とイルミネーションが織り成す光と水のコラボレーションに集まった観客から歓声が上がった。

 「電球色のLEDを使うことで、光に包まれたようなあたたかみのあるイルミネーションになった。市民の方々には、鹿児島市のイルミネーションと言えば『みなと大通り』だと思っていただいている、と思っている」と鹿児島市都市景観課課長の東俊昭さん。枝の先まで巻きつけているので「葉が落ちた1月は、光が遮られることなく、きれいに見えるのでおすすめ」という。

 マイアミ通りは天文館の「いづろ」から「ドルフィンポート」(本港新町)へ続く直線道路。2010年から始まったイルミネーションは少しずつ規模を拡大し、街路樹の幹と枝から下がるスノーフォール、イルカのオブジェ、この通りと「みなと大通り公園」に挟まれた海岸通りの街路樹に約8万5000球のLED電球を使う。

 12月は、鹿児島市内の主要なイルミネーションスポット、城山展望台からの夜景を楽しめるカゴシマシティビュー(観光バス)の「夜景コース」が人気で、毎年2000人ほどが利用しているという。毎週土曜運行(8・12・1月は金曜土曜運行)。運行時間は19時~、20時~(12月は18時30分、19時30分発が増便)。運賃は200円、所要時間は約60分。

 市のイルミネーション点灯時間は18時~22時。「みなと大通り公園」「鹿児島中央駅」は点灯後、毎時59分に消灯し、19時、20時、21時に一斉点灯する。12月24日と31日は翌0時15分まで(31日は0時に一斉点灯)。1月31日まで。

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