鹿児島の猫カフェからセラピーキャット誕生-グループホームでの活躍期待

鹿児島・天文館の猫カフェ「そら猫」からセラピーキャット誕生。グループホームに引き取られた「じろう」。

鹿児島・天文館の猫カフェ「そら猫」からセラピーキャット誕生。グループホームに引き取られた「じろう」。

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 鹿児島・天文館の9階建てビル最上階にある猫カフェ「そら猫」(鹿児島市呉服町、TEL 099-222-2529)から12月6日、同店初のセラピーキャットが誕生した。

「そら猫」にいた時のじろう

 店主の中村順子さんはNPO法人「犬猫と共生できる社会をめざす会」で活動を続けており、同店は猫カフェのほか、里親を探す猫たちの受け皿としての役割を担う。現在は約15匹の猫たちがスタッフとして利用客を迎える。

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 「そら猫」初のセラピストとなったのは、会によって保護され、同店のスタッフ歴約半年の「じろう」(オス、推定2歳)。「体重は6キロ超。体の大きな子だったので、なかなか里親が見つからなかった」と中村さん。じろうは今年4月にできたばかりのグループホーム「とうりんじハウス」(霧島市隼人町)に2週間のホームステイ後、セラピーキャットとして迎え入れられた。キャットセラピーとして施設などに引き取られたのは初めてのケース。

 中村さんは「じろうは心臓手術を受けているので、今後のリスクなども説明した。高齢者相手なので落ち着いている成猫を勧めたが、別に人懐っこい子がいるのでてっきりそちらになると予想していたので驚いた」という。実は、ホーム担当者が同店のブログをチェックしていた時から、じろうのファンだった。「じろうはしぐさがひょうきんで人気があった子。面倒見が良く、いつも子猫と寝ていた。不安はあったが、彼の性格ならきっと大丈夫」と中村さん。

 「じろうが前例となって、今後セラピーキャットを受け入れてくれる施設が増えれば、そこで生活する人も、じろうのように野良生活を送っていた猫たちも救われるのでは」とも。

 営業時間は12時~21時。来年1月からは、奇数月=火曜定休、偶数月=水曜定休。今月31~1月2日は店休日。