鹿児島の複合商業施設「フレスポジャングルパーク」(鹿児島市与次郎1、TEL 099-214-3551)で2月1日、ペットボトルのキャップで描く「エコキャップアート」の制作が始まった。
「大和リース」(大阪府大阪市中央区)が商業施設を通して行う、社会貢献・地域貢献活動「SMILE ACTION」の一つで、2010年に始まり今回で3回目。大和リースの施設などに設置した回収ボックスで回収されたキャップを使って巨大アートを完成させる、来館客参加型のイベント。今回は同館を含め同社が運営する全国の8つの商業施設で同時開催する。
ペットボトルのキャップは回収後にポリオワクチンに充てられるものとして寄付しており、同社が現在までに寄贈したキャップは約620万個。ポリオワクチンにして約7700人分になるという。鹿児島県では現在までに約150万個を回収しており「全国でも群を抜いて集まる」という。「本年度は約42万6000個を回収している」と同館支配人の倉光真吉さん。「資源の有効活用や環境、これからの未来について考えるきっかけになれば」とも。
アートサイズは、高さ1.8メートル、長さ3.6メートル。60枚のパネルを毎日数枚ずつ埋めていく。
営業時間は10時~22時(各店によって異なる)。キャップアート制作は今月8日まで。展示は同14日まで。