鹿児島の中心市街地の商業施設6館がタッグを組み、5月17日~26日の10日間、グルメシールラリー「まちdeランチ♪かごしまおでかけウィーク」を開催する。
今年の初商いで行った合同福袋に続く第2弾で、「アミュプラザ鹿児島」(鹿児島市中央町)、「マルヤガーデンズ」(呉服町)、「山形屋」(金生町)、「ドルフィンポート」(本港新町)に、初参加の「タカプラ」(千日町)と「LAZO表参道」(東千石町)を加えた計6館が参加する。
テーマは「食」。計18店が協力し、注目されている桜島の特産品「つばき油」と「ビワ」を使ったオリジナルのスペシャルメニューを提供する。鹿児島県新加工食品コンクールで特別賞を受賞した「食用つばき油」は体に優しく和製オリーブオイルとも呼ばれており、「山形屋ファミリーレストラン」(山形屋)の「焼きそば」や、「そば茶屋 吹上庵」(アミュプラザ鹿児島)の定番メニュー「卵焼き」をはじめ、各店のパスタ、すし、ステーキ、スイーツなどに使う。旬を迎えた「桜島びわ」は、「ノースミスカフェ」(タカプラ)や「ロコキャンティーン」(LAZO表参道)などでスイーツにして販売する。
前回の合同企画に多くの客が訪れたことから、「街の回遊性をより高める企画にパワーアップしよう」と、5月までの間に10回もの打ち合わせを重ねてきたという。両端にある「アミュプラザ鹿児島」から「ドルフィンポート」までは距離にして約3キロ、歩いて30分程度。「ドルフィンポート」の担当者は「街の中心部から歩いて行くには少し遠い距離にあるが、企画に参加することで少しでも来客につながれば」と期待を寄せる。「ここでしか食べられない地産地消のメニューを、ぜひ食べていただきたい」と「LAZO表参道」の担当者。
期間中、各店を利用しシールを2枚以上集めると、遊覧飛行や桜島を満喫できるセットなどの商品が当たる。詳しくは、各館で配布するパンフレットで確認できる。初日となる17日には「マルヤガーデンズ」1階正面玄関に各館の代表が集まり、あいさつを行う。先着で数量限定の「桜島小みかんグラッセ」も配布予定。