鹿児島県大崎町(町長:中野 伸一)は、スポーツを起点とした地域づくりの将来像を示す指針として、「鹿児島県大崎町スポーツ未来マップ2035」を策定・公開しました。
本マップは、住民との対話を通じて共有された想いをもとに描かれたもので、健康、産業、人の流れといった分野を横断しながら、今後の具体的な取り組みにつなげていくための共通の指針です。
今後は、企業版ふるさと納税をはじめとした官民連携の基盤としても活用していきます。
大崎町では、人口減少や高齢化の進行、一次産業の担い手不足、住民の健康課題など、複合的な地域課題に直面しています。また、子どもたちが望むスポーツ環境を求めて町外へ行かざるを得ない現状もあり、スポーツを通じて夢や希望を育む環境づくりが求められてきました。
こうした課題に対し町は、スポーツを目的ではなく、人や価値をつなぐ起点として捉え、地域全体の未来を描き直す必要があると考えました。
本マップの策定にあたっては、スポーツコミッション設立時の意見を含め町内関係者によるワークショップを実施し、住民、スポーツ関係者、一次産業従事者、教育関係者など、多様な立場からの意見や想いを丁寧に集めました。
ワークショップを通じて共有されたのは、
・スポーツをすることをあきらめなくていい町でありたい
・スポーツを通じて、子どもたちが視野を広げ、世界を感じてほしい
・スポーツに関わる人たちが、夢や希望を持ち続けられる町でありたい
という共通の方向性です。
これらの想いを、感情的なスローガンにとどめるのではなく、実行につながる構造として整理・可視化したものが、「スポーツ未来マップ」です。

鹿児島県大崎町スポーツ未来マップ2035
スポーツ未来マップでは、今後の地域づくりの柱として、次の5つのアクションを位置づけています。
・多様なスポーツの拠点となる環境を整えること
・企業とともに、取り組みを支え合う関係をつくること
・地域の恵みでスポーツを支え、スポーツを通じて地域の恵みの価値を伝えること
・スポーツを通じて、住民の健康と日常を支える環境を整えること
・この町に関わる人の流れを育て、スポーツや地域づくりの担い手を増やすこと
これらを相互につなげながら、スポーツを起点に、人・地域・暮らしが関わり続ける持続的な地域の力を育てていくことを目指します。
今後は本マップをもとに、
・企業版ふるさと納税を通じた官民連携の推進
・合宿・大会誘致やマイナースポーツを活用した交流創出
・スポーツと一次産業・健康施策を結びつけた新たな取り組み
などを段階的に展開していく予定です。
本マップは、町の内部だけでなく、企業や外部人材が大崎町と関わる際の「共通言語」として活用していきます。
スポーツは、年齢や立場、障がいの有無に関わらず、誰もが関わることのできる力を持っています。
今回策定した「スポーツ未来マップ2035」は、住民の皆さんとの対話を通じて生まれた、スポーツを起点とした地域づくりの方向性を整理したものです。
スポーツを通じて、子どもたちが夢や希望を持ち続けられること、住民一人ひとりが健康でいきいきと暮らせること、そして町の内外から多様な人が関わり、支え合える関係が広がっていくことを目指しています。
本マップを、町内外の多様な方々と未来を共につくっていくための共通の指針として活用し、スポーツを起点にした取り組みを、地域に根づいた力へと育てていきたいと考えています。
(商工観光課広報観光係 隈本祐貴)
鹿児島県大崎町について
大崎町は広大なシラス台地が広がる自然豊かな大隅半島に位置し、自治体としてこれまで12年連続を含む16回リサイクル率日本一を達成し、「ジャパンSDGsアワード」内閣官房長官賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは「大崎リサイクルシステム」として世界的に評価されています。また、温暖な気候と溢れる豊富な湧水で育む農畜産物は、生産量も国内最大級ながら、高い品質を求め常に挑戦し続けています。
・所在地:?児島県曽於郡大崎町仮宿1029番地
・代表者:町長 中野伸一
・URL:
https://www.town.kagoshima-osaki.lg.jp/