薩摩のさつまブランド推進協議会(鹿児島県薩摩郡さつま町/会長 上野俊市)は、さつま町の旧白男川小学校を活用した施設「うましき里 きららの楽校」(さつま町白男川)にて、「薩摩のさつまナイト」を3月8日(土)に開催します。
商品の向こう側にあるつくり手やその暮らし、まちの風土を伝えることを大事にした地域ブランド『薩摩のさつま』は、”暖簾をくぐれば、そこはさつま”をテーマに、東京都内での地域PRとして、人との繋がりを大切にした交流型イベント「さつまナイト」を、2年に渡り計4回開催してきました。
2023年12月に開催したさつまナイト
その継続的な開催により、地元住民等から「さつまナイト」に対する興味関心の高まりを受け、都市部へ発信してきたさつま町の魅力を、地元に逆輸入する初の試みとして開催する交流型イベントが『薩摩のさつまナイト』です。
地域ブランドとして、地域経済の発展だけでなく、愛着と誇りを持てるさつま町の未来の実現に向けて、地元住民のウェルビーイングが高まる機会を創出し、共創型の持続可能なまちづくりに寄与します。
ブランド認証を受けた事業者。農業従事者から食品加工、伝統工芸の継承者など幅広く地域の魅力を発信する。
『薩摩のさつまナイト』について
鹿児島県の北西部に位置する内陸の盆地である薩摩郡さつま町の地域ブランド「薩摩のさつま」は、地域経済発展のために東京で開催してきた地域PR活動の継続的な開催を通して、新たに見えてきたさつま町の魅力を凱旋企画として地元に逆輸入し、住民やつくり手、関係者のウェルビーイングが高まる機会を目指した交流型イベントを3月8日(土)に開催します。
これまでに『薩摩のさつま』は、商品の向こう側にあるつくり手やその暮らし、まちの風土を伝えることを大事に、地域PR活動としてタタタハウス(東京都世田谷区尾山台)で「人と人との顔の見える繋がり」をテーマとした販売会「薩摩のさつまタタタポップアップ」(年1回)と、その繋がりを深める飲食イベントとして「さつまナイト」(年2回)を数年に渡り開催してきました。
顔の見える交流をテーマとした販売会の様子
その継続的な開催から、地元さつま町では「さつまナイト」に対する興味関心の高まりに加え、自ら薩摩のさつまのPR活動を自主的に始める住民などの行動変容が生まれたことを受け、さつま町の魅力を都市部での経験を通して地元事業者が自らの言葉で伝え、共感を育み、地域ブランドとして、地域経済の発展だけでなく、地元のウェルビーイングを高めることを目指します。
当日は、ブランド認証品を使った料理や飲み物の提供の他に、トークタイムとして、東京向けに紹介する地元の魅力やブランド認証品のつくり手の想い等を地元事業者自らの言葉で紹介し、交流の時間を設け、ふるさとへの愛着と誇りを育む機会を創出します。
ブランド認証を受けるつくり手の勉強会。「褒め合い、支え合い、地域愛」を合言葉に、グループごとでそれぞれの事業所を訪問し学び合うセミナーを開催している。
【実施概要】
企画名:薩摩のさつまナイト
日 時:2025年3月8日(土)18:00~21:00 ※19:00からトークタイム
会 場:うましき里 きららの楽校(鹿児島県薩摩郡さつま町白男川1501-1)
飲食代:2,500円(税込み)※飲み物・食べ物代込み
申込み:参加のお申込みはフォームからお願いします。
備 考:会場では一部認証品の販売も予定しております。
薩摩のさつまについて
「褒め合い・支え合い・地域愛」を理念として掲げ、独自の認証基準を設け、地域の特産品を認定する鹿児島県薩摩郡さつま町の地域ブランドとして2021年10月に協議会を発足。
翌2022年3月には地域ブランド初となる18商品が認証品として誕生し、2025年2月現在は、32事業所52商品が認証されています。
さつま町役場、JA北さつま、さつま町商工会、一般社団法人さつま町観光特産品協会、町内の若手事業者が、垣根を越えて連携し、町内・県内のみならず全国にもさつま町の逸品をお届けしています。
さつま町の逸品を身近な人「おとなりさん」にオススメし合うことを「おとなりさんのソムリエ」という言葉で表現し、人との繋がりを大事に、まちに誇りと愛着をもてる未来の実現を目指しています。
ブランド認証品となるための認証条件の一つである、年5回開催される「薩摩のさつまブランド実践型セミナー」によって、商品の磨き上げと事業者間の繋がりを育む過程を経て、最終的には認証品としてブランド認証されます。
また、次世代支援として、薩摩のさつまの認証マークがついた商品を購入していただくと、シール1枚につき売上げのうち10円がさつま町の子どもたちの教育やスポーツ振興に活用させていただきます。
ホームページ:https://satsuma-no-satsuma.jp/
さつま町について
鹿児島県の北西部に位置する全国有数の竹林面積を持つ「竹のまち」。 10月ごろから収穫される超早掘りたけのこや豊かな自然に育まれたお米やお茶、果物、野菜、お肉などの農林畜産物が豊富にあります。 また、宮之城温泉・紫尾温泉などからなる奥さつま温泉郷があり、古くから人々の湯治場として親しまれている。
ホームページ:https://www.satsuma-net.jp/