2026年1月11日(日)に開催される
「第43回 いぶすき菜の花マラソン」の参加者募集を8月1日(金)より開始いたします。
いぶすき菜の花マラソン大会は、来年1月11日(日)に第43回大会を迎える、日本でも指折りの市民マラソンです。
沿道では、住民の方々の温かい声援とおもてなし、ユニークなパフォーマンス、美しく咲く菜の花ロード、ゴールでは、温かいうどん・そば、さつまいも、ぜんざい、そして、感動が待っています。
九州最大の湖「池田湖」や薩摩富士とも呼ばれる秀峰「開聞岳」、かつお節で有名な山川港など風光明媚な指宿の観光スポットを眺望しながら走る全国でも珍しい周回コースとなっており、爽快感、充実感、感動など「菜の花マラソンならでは」の何かを感じていただきたいと思います。
今回も、三連休中日の開催となりますので、ぜひ遠方からも宿泊や観光とセットで訪れていただき、レースで疲れた体は、指宿名物「砂むし温泉」で癒して、温泉地マラソンならではの醍醐味を感じていただけたら幸いです。大会はもとより滞在の期間含め、指宿らしい「おもてなし」でもって皆さまをお迎えできるよう、関係者一同準備を進めて参ります。
制限時間が長い大会 国内第1位の8時間※1
「健康な人なら誰でも参加できるマラソン大会」がコンセプトの市民マラソン大会
いぶすき菜の花マラソン創設に大きく関わっていただいた、山田敬蔵選手のアドバイスにより、1982(昭和57)年の第1回大会当初から、大会のコンセプトは「健康な人なら誰でも参加できるマラソン大会」。当時は制限時間もありませんでした。
アップダウンのあるコースながら、制限時間は全日本マラソンランキング対象大会のうち最長の8時間※1。地域一体となって、受け入れに努めていただいております。
今回より、フルマラソン女子の部に「女子70歳以上(パールB)」の部門を新設。
いぶすき菜の花マラソンはシニアランナーの祭典!?
第42回大会においては、完走者6,545人中60歳以上が1,214人と18.5%を占めました※2。大会コンセプトに沿う形で、いぶすき菜の花マラソンでは多くのシニアランナーが活躍されておられます。
特に、第42回大会において、奥山新太郎さん(神奈川県在住)が、96歳(42回大会当時)という国内最高齢でフルマラソンを完走。素晴らしい記録を打ち立てられました。まさに、大会コンセプトを究極の形で体現いただきました。
その他、いぶすき菜の花マラソンは、「平均タイムがゆっくり 国内第1位(5:35:09)」や、「6時間以降割合が高い 国内第1位(37.9%)」など、陸上大会としては珍しいデータが残っています。※1
1年で最も早く開催される陸連公認大会の市民マラソン大会は、走り初めやランニングのお祭り的な要素も持つ大会です。
関門は2か所。29km地点15:00(6時間)、35km地点16:00(7時間)をくぐり抜けたら、栄光のゴールが近づいて参ります。
今回は、上記の流れを踏まえ、新たに「女子70歳以上の部(パールB)」の部門も新設。
ぜひ、当大会で様々な走力に合わせた日頃の練習の成果を十二分に発揮してください。
※1 雑誌「ランナーズ」2025年7月号より転載
※2 雑誌「ランナーズ」2025年4月号より転載
注 道路規制解除時間は、16時(午後4時)となっております。ランナーは、16時以降は歩道を走行いただきます。
池田湖ときらきら輝く菜の花をバックに走る
第42回 いぶすき菜の花マラソンの特色
コース上に一面に咲き誇る満開の菜の花と指宿が誇る絶景
いぶすき菜の花マラソンの特色と言えば、黄色いじゅうたんを広げたように一面に広がる菜の花。そして、菜の花満開の指宿路には、九州最大の湖「池田湖」や薩摩富士とも言われる「開聞岳」、薩摩半島最南端の「長崎鼻」、指宿名物「天然砂むし温泉」など、絶景が広がる風光明媚な周回コースとなっております。そして、「おもてなし日本一」を合言葉に取り組んでいる市民の温かいおもてなしが、ランナーの皆様をお待ちしております。
菜の花と薩摩富士こと開聞岳
今回も、ゲストランナーとして川内優輝 選手(あいおいニッセイ同和損保 所属)が、大会ゲストとして指宿観光大使にも就任された瀬古利彦さん((株)ディー・エヌ・エー フェロー)がお越しになられ、大会を盛り上げていただきます。
お馴染みのM高史さんと、いぶすき菜の花マラソン応援大使のPonちゃんこと岩元みささんも参加予定です。
ゲストランナー 川内優輝選手(写真提供:あいおいニッセイ同和損保)
大会ゲスト 瀬古利彦さん(写真提供:(株)ディー・エヌ・エー)
指宿らしい温かい声援と「おもてなし」
いぶすき菜の花マラソンの最大の魅力は市民の温かい声援と「おもてなし」。40回を超える指宿ならではの最大の魅力です。10月半ばから多くの市民の協力を得て植栽される「菜の花」も、またランナーをお迎えする「おもてなし」の一つとなっております。
沿道では、市民自ら準備された指宿名物の鰹の腹皮やさつまいもなどの振る舞い、ゴール後も、山川港名物の「茶節」の振る舞いや温かいうどんまたはそば、ぜんざい、おにぎり、蒸かし芋などが準備されており、身も心も温まってお帰りいただけるよう準備しております。また、沿道では太鼓やバンドによる演奏、パフォーマンスなど、ユニークな応援も行われています。
毎年1月第2日曜日に開催されるいぶすき菜の花マラソン、絶景の指宿の地で2026年の走り初めをしませんか。
菜の花マラソン名物のおもてなし風景
ランニングの疲れはその日のうちにとって帰ろう!大会当日にご宿泊の方には砂むし温泉の無料券も進呈!
温泉地マラソンのススメ!
いぶすき菜の花マラソンの舞台「指宿温泉」は、中世の頃から続く湯治場として知られていました。何と、ザビエルが来日した頃の書物(ジョルジュ・アルバレスの『日本報告』)からも名物「砂むし温泉」を思わせる記事が出てきます。古来から、指宿温泉は多くの人の体を癒してきた場所なのです。
指宿温泉の泉質の多くは「塩化ナトリウム物泉」。効能として、筋肉を和らげたり擦り傷を癒したりということでも知られています。中でも、通常の温泉の4倍ほどの効果があると言われる指宿名物「砂むし温泉」が楽しめる地でもあります。
昨年度は、新たな砂むし温泉の学術的な効果検証もなされ、「指宿市の砂むし温泉は、温浴およびサウナと比較して、生理学的・知覚的負担を低減しながら、血圧降下をもたらす(一般的に血圧低下は健康に良いとされる)」という結論に至り、他の入浴方法と比較して、少ないストレスで効果が高く、不快感が小さいことや、特に入浴後半に不快感が少ない特徴があることが分かりました。
当実行委員会では、少しでもランナーに疲れを癒してお帰りいただけるよう、公衆浴場の100円入浴券の配布をしている他、今回は公式旅行代理店の株式会社JTBのご協力により、大会当日泊(1/11の夜泊)の方には、砂むし温泉の無料券を提供(※JTBを通して指定施設に宿泊した方に限る。詳細はHPを参照)いただきます。
今回も三連休の中日の開催。ぜひ大会前後に指宿の温泉宿にご宿泊いただき、温泉で疲れを癒してお帰りください。
初の取り組みとして「応援バス」を運行します!ご家族連れでお楽しみください!
また、今回初の取り組みとして、株式会社JTBにより、初の「応援バス」の運行が決定いたしました!バスは、スタート地点でお見送りいただいた後、池田湖や薩摩一宮の枚聞(ひらきき)神社、おもてなしで有名な常盤建設付近で応援いただき、会場に戻るコースを予定しております。会場到着後は、菜の花マラソン名物の温かいうどんまたはそば、おにぎり、ぜんざい、さつまいもを、応援のランナーと一緒にお楽しみいただけます。詳細はHPで公開予定。ぜひご家族やお仲間連れで指宿をお楽しみください。
フルマラソンはハードルが高い、でも指宿路を走りたい方に 「ファンランニング -池田湖コース-」 3度目の開催!
41回大会より始まった取り組みとして、菜の花と池田湖、開聞岳の風景が美しい池田湖畔をフィニッシュ地点とした「ファンランニング -池田湖コース-」を同時開催いたします。
いぶすき菜の花マラソンは40年を超える取り組み。長年参加されておられる方の中には、フルマラソンはそろそろハードルが高いといった声や、長い距離は走れないが公道上を走る体験をしてみたい、という声を受け、初開催から今回3回目を迎えます。
今回も、定員1,000名と限定ではありますが、ぜひご参加をお待ちいたしております!
※募集定員(1,000人)に達し次第、締め切りとなります。
ファンランニングのゴール後に、菜の花畑の中を歩く
「鹿児島マラソン」と「いぶすき菜の花マラソン」の2回目のコラボ企画を実施!
「鹿児島マラソン2026」と「第43回 いぶすき菜の花マラソン」がコラボ!鹿児島の特徴的な2大会を楽しもう!
鹿児島県は、大規模のマラソン大会が2大会ある珍しい県でもあります(他九州内では福岡県の福岡マラソンと北九州マラソンなど)。また、ぞれぞれの大会では、温泉や食、大迫力の桜島や開聞岳、特色あるおもてなしなど様々な魅力があります。
両大会が連携を図り、それぞれの大会の魅力や特色を引き立てあってPRを行うことにより、鹿児島の情報発信、及び鹿児島県内のマラソン参加者の機運向上、鹿児島県のマラソン文化の発信強化などに繋げたいと考えております。
ぜひ、今回も両大会にご注目ください。
【コラボ企画概要】
1.「なんつぁなランキング」企画
両大会のフルマラソンに参加したランナーの累計タイムを集計し、「なんつぁなランキング」として発表。男女別ランキング上位者及び飛び賞受賞者に、鹿児島市又は指宿市の特産品を後日贈呈
※「なんつぁならん(何とも言えない、最高!)」
2.鹿児島を思いっきり走ろう!「きばらんな~」企画
・「鹿児島マラソン2026」において認定ランナーに特別なアスリートビブスを配布
・「きばらんな~」記念品プレゼント(新)
※「きばらんな~」は鹿児島弁の「きばれ(頑張れ!)」+「ランナー」を合わせたもの
その他、詳細はHPにおいて発表
第43回いぶすき菜の花マラソンへの多くのご参加をお待ちいたしております!