プレスリリース

鹿児島県「令和7年度高度デジタル人材育成支援事業」を受託

リリース発行企業:株式会社フォーバル

情報提供:




 『「新しいあたりまえ」で、新しい世界を創るFORVAL』を理念に掲げ、ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」の株式会社フォーバル(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中島 將典、以下「フォーバル」)は、このたび、鹿児島県(知事:塩田 康一)より、「令和7年度高度デジタル人材育成支援事業」を受託しました。

事業受託の背景と目的

 鹿児島県では観光、農林水産、食品加工、小規模製造など、地域に根ざした中小企業の多くが「何から始めればよいかわからない」という課題を抱えています。物価高騰や社会構造の変化が進む中、企業の持続的な成長には、生産性向上や省力化を実現するデジタル技術の導入が不可欠です。
 またフォーバル GDXリサーチ研究所が2024年に実施した調査では、約8割の企業がDXに関心を持つ一方、実際に取り組んでいるのは約3割にとどまりました。また、約7割の企業が「社内にDX人材がいない・不足している」と回答しており、人材不足が大きな課題となっています。これらの結果は、IPAや中小企業基盤整備機構が公表する全国調査とも一致しており、鹿児島県内でも同様の課題が顕在化していると考えられます。
?フォーバル GDXリサーチ研究所 研究レポート(2025年6月17日発行)

 こうした状況を踏まえ、本事業では、IT企業のエンジニア等を対象に、AIやデータサイエンスなどの先端技術を体系的に学ぶ講座と、コンサルティング技術を習得する実践的な研修を実施します。育成された人材は、単なるITスキルの習得にとどまらず、地域企業の現場に入り込み、業務改善やデジタル導入の提案・実行までを担うDX支援人材として活躍します。
 企業側も、漠然とした不安から脱し、具体的な改善アクションへと踏み出すことが可能になります。人材と企業が継続的に連携することで、鹿児島県内に自走型のDX支援ネットワークが形成され、地域経済の底上げにつながることを目指します。 

事業内容

本事業では、鹿児島県内のIT技術者を対象に、以下の2つの柱で構成された育成プログラムを実施します。
1.高度デジタル技術講座(全4回)
内容: AI、生成AI、業務効率化ツールなどの最新技術を体系的に学ぶ座学+ワークショップ形式
特徴: 初級~上級まで段階的にスキルを習得。実務に直結する知識を提供。

2.ITコンサルティング技術講座(全3回)・フィールドワーク
内容: ITコンサルティング技術を習得するために3回の講座を受け、その後受講者が3グループに分かれ、県内中小企業を訪問。現場課題をヒアリングし、ITを活用した解決策を検討・提案する実践を実施
成果:最終回に「提案発表会」を開催。企業や講師陣からのフィードバックを通じて、実効性の高いスキルを習得



 本事業は、単なる知識習得にとどまらず、地域企業との信頼関係構築や、事業終了後も持続可能な支援体制の構築を目指しています。これにより、鹿児島県全体のDX推進の裾野を広げ、地域経済の底上げに貢献してまいります。

株式会社フォーバルとは

  ESG経営を可視化伴走型で支援する「企業ドクター(次世代経営コンサルタント)集団」であるフォーバル(資本金: 41億 50百万円、 【証券コード: 8275】)は、中小・小規模企業を対象に「情報通信」「海外」「環境」「人材・教育」「起業・事業承継」の 5分野に特化したコンサルティングサービスをコアビジネスとしています。      
 政府が掲げる4つの原動力「グリーン」「デジタル」「活力ある地方創り」「少子化対策」に則り、自治体・民間企業・教育機関・金融機関と連携しながら日本全国でDX・GX人材を育て、その人材が地元経済を活性化させるという好循環によって永続的な地方創生の実現を目指す「F-Japan」構想を推進するとともに、近年ますます注目される人的資本をはじめとしたESG経営の可視化伴走支援に取り組んでいます。
 
■会社概要
社名:株式会社フォーバル
代表:代表取締役社長 中島 將典
設立:1980年(昭和55年)9月18日
所在地:東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
※詳細はホームページをご覧ください。

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