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鹿児島中央駅近くの「牛力」がリニューアル 炉端人「ロバター」広めたい

長いしゃもじを使って料理を提供する様子

長いしゃもじを使って料理を提供する様子

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 鹿児島市電高見橋電停から徒歩3分の場所に4月16日、黒豚・黒牛・海鮮の炉端焼きの店「炉端人 牛力(ろばたびと ぎゅうりき)」(鹿児島市西田1、TEL 099-230-0486)がオープンした。

赤い看板が目印

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 創業38年の老舗串焼き店で、昨年末に店を閉めていた「牛力」が、店名はそのままにリニューアルした。店長の安田雄亮さんにとっても、「幼い時から親に連れられて来ていた思い出の店」で、名前を引き継ぐに至ったという。

 店舗面積は約83平方メートル。店内には、炉を囲むカウンター席15席と小上がりのテーブル席20席を設ける。県産の炭火をたいた炉の周りには、毎朝市場から仕入れる新鮮な食材を並べる。食材によりメニューも日替わり。注文を受けると客の目の前で焼き、長しゃもじを使うなどして提供する。

 炉端焼きメニューは、坊津「こころの野菜」の「焼きそら豆」(320円)、鹿児島黒毛和牛の「牛サガリ串」(580円)、鹿児島黒豚の「骨付きカルビ」(350円)、「赤鶏さつま炭火焼」(780円)、「トロあじの開き」(480円)、「久保田豆腐店の厚揚げ焼き マーボー仕立て」(180円)など。

 そのほか、「鮮魚刺し身盛り」(500円)、「錦江湾のサクラダイのあら炊き」(880円)、牛ホルモンの揚げ串「牛力揚(塩味・みそ味)」(380円)、「俺の実家米(知覧より)羽釜炊きのおにぎり」(130円)など。ドリンクは日本酒を豊富に取りそろえる(1合=550円~)。

 「炉端焼きを、もっとたくさんの人に身近に楽しんでほしい」と、同店では「炉端人」を「ロバター」と呼び、自らも「炉端人 国際A級」と名乗るなど、「牛力なりのスタイルで炉端焼きを伝えていきたい」と話す安田さん。「今までの歴史を引き継ぎながら、『温故知新』、新しいことに挑戦していきたい」とも。

 営業時間は看板に電気がともる時間から売り切れまで。日曜定休。

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