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鹿児島市役所近くにすしと日本料理の店 宮崎の有名店から兄弟が独立開業

店主の木宮一成さん、一樹さん兄弟

店主の木宮一成さん、一樹さん兄弟

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 鹿児島市役所近く、みなと大通り公園沿いのビル2階に、「名山きみや」(鹿児島市名山町、TEL 099-295-0922)がオープンして1カ月がたった。

一手間、二手間かけたすしネタを握る

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 席数はカウンター8席、テーブル席8席。グルメサイトで1位を取るほか、「FOODIE TOP 100」で「JAPAN TOP100」にも選ばれる宮崎の名店「一心鮨 光洋」から独立した兄弟で切り盛りする。「縁があって鹿児島への出店に至った。一生懸命させていただく」と意気込む店主の木宮一成さん、一樹さん兄弟。この1カ月は連日満席、既に6月も土曜日は予約で埋まるなど、話題を集めている。

 料理は、おまかせのコース(税抜き8,000円+サービス料800円)のみ。1貫ずつ提供するすしと、前菜からお造り、おわん、蒸し物、焼き物など日本料理、全20品程度で構成する。合わせるドリンクは、ワインから日本酒、日本茶までさまざま。

 「目に映るもの、手に触れるものは『本物』にこだわりたい」と、料理を盛る器やグラス、装飾品は作られてから100年以上たつ骨董(こっとう)品を選んで使う。江戸時代に侍が使っていた器から、英国貴族が使っていたグラスまで、「きっとたまげると思う(笑)」と一樹さん。

 カウンターの目の前で、炭火で焼く音、包丁で切る音、そして香りなど含め、「五感で楽しんでほしい」とも。「地域に愛されるお店になれば」と抱負を話した。

 営業時間は18時ごろ~。予約は不要だが、事前に電話が必要。英語、中国語、韓国語のフェイスブックページも用意し、海外客にも対応する。

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