「第30回国民文化祭・かごしま2015」が10月31日、開幕する。30日・31日は開会式が行われる鹿児島アリーナ(鹿児島市永吉1)近くで、一般入場無料のウエルカムイベントが行われる。
「本物。鹿児島県~文化維新は黒潮に乗って~」をテーマに、10月31日~11月15日の16日間、県内全43市町村で134の事業を予定し、県内外から約2万4000人が出演する国文祭(愛称・ひっとべ!かごしま国文祭)。31日の開会式・オープニングフェスティバルには皇太子さまも出席され、アリーナと種子島、奄美大島の3会場をネット中継で結んで、総勢1300人による鹿児島の自然・歴史・伝統・文化などの魅力を結集したステージが繰り広げられる。
30日の夜からアリーナ横の多目的広場と永吉中央公園で行うウエルカムイベント「かごしま魅力たっぷりフェスタ」では、国文祭の開幕を楽しみながら、鹿児島が誇る伝統芸能や食、生活文化を満喫できる催しやブースを展開し、来場者をもてなす。
ステージでは、奄美大島出身のアーティスト城南海さんや、国文祭イメージソングを歌うカサリンチュによるライブを予定。「うまいもん市」では、「Show-1グルメグランプリ」から長島町と志布志市の新・ご当地グルメが「B-1グランプリ」常連の「富士宮やきそば」と共演するほか、「九州駅弁グランプリ」出場店による弁当、「第1回鹿児島ラーメン王決定戦」準優勝店舗の「薩摩思無邪」による国文祭だけの限定ラーメンが登場予定。「名品市」では、「新特産品コンクール」受賞作品や国文祭記念開発商品、伝統工芸品や特産品が並ぶ。「ぐりぶー・さくらなかよしランド」など子どもが楽しめるコーナーも用意する。
開催時間は30日=18時~20時、31日11時~20時。JR鹿児島中央駅西口から無料シャトルバスも運行する。
国文祭の詳細は、県内各市町村、鹿児島空港、JR鹿児島中央駅などでの配布する公式ガイドブックやホームページで確認できる。問い合わせは同事務局(TEL 099-286-2863)まで。