「かわなべ森の学校」(南九州市川辺町)で8月20日に開催する「グッドネイバーズ・ジャンボリー2016」のチケット先行発売が6月15日、鹿児島県内各地の協力店で始まった。
県南部の森の中にある廃校を会場に、音楽、食、デザイン、クラフトなどジャンルを超えた「クリエーティブ」を一堂に集めた野外イベント「グッドネイバーズ・ジャンボリー」。大人も子どもも楽しめる参加型イベントとして開催し、今年で7回目を迎える。
スペシャルゲストは女性シンガー・UA(ウーア)。鹿児島の障がい者支援施設「しょうぶ学園」からotto&orabuや、The Pints、THE ACOUSTICS、monoclaft、koko moon peliなどの地元勢、TOKYO No.1 SOUL SETの川辺ヒロシさんらDJも出演し会場を盛り上げる。飲食・物販店は約55店舗、ワークショップは30以上を出店する予定。
4月に熊本・大分で起こった地震の復興を支援し、今年はテーマに「GATHERING FOR THE NEIGHBORS OF KUMAMOTO&OITA」を掲げる。熊本の九州活版印刷所とオリジナルポスターを製作し販売するほか、プレイベントとして同所とRHYTHMOS(鹿児島市照国町)がコラボし、皮に活版印刷でポスターを制作するワークショップも開く。
メーンステージの装飾を地元アーティストと一般参加者が一緒に作り上げるワークショップも行う。今年は糸を使った美術作家の平川渚さんと、奄美大島の伝統技法泥染めに携わる金井志人さんが講師となり、古着を集めて装飾を作る。6月6日~8月7日までマルヤガーデンズの「D&DEPARTMENT KAGOSHIMA」で古着を回収するほか、26日には同7階の屋上庭園ソラニワで行うイベント「Goodday×LOOP」で泥染め、27日~8月10日までの土曜・日曜には古着を切って編むワークショップを予定する。
イベント実行委員の坂口修一郎さんは「地元鹿児島からだけでなく、全国から多くの人が旅をしながらやってくるこのお祭りに参加してほしい。きっと思いもかけない新しいことやつながりが見つかるはず」と呼び掛ける。
11時開場、21時終演。雨天決行。チケット料金は、前売り=5,000円、当日=6,000円。小学生以下無料。一般発売は7月1日から。