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鹿児島のベルギービール専門店「麦酒本舗」で飲み放題イベント

常時150種類以上のベルギービールを置く。九州では「麦酒本舗」だけ。

常時150種類以上のベルギービールを置く。九州では「麦酒本舗」だけ。

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 鹿児島のベルギービール専門店「麦酒本舗」(鹿児島市上荒田、TEL 099-201-4646)で8月21日、ベルギービール飲み放題のビアパーティー・イベントが行われる。

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 ホワイト、レッド、ブラウン、トラピスト、アビィ、ランビック、スペシャルエール、ゴールデンエール、ピルスナー、セゾンの10のビールカテゴリから、九州では唯一常時150種類以上のボトルと9タップのたる生ビールをそろえる同店。今年で4年目を迎えた。

 当日は、ホワイトビール「セリス・ホワイト」たる生と、英国のリンゴのみで作られたリンゴ100%の酒「アスポール・サフォーク・サイダー」が飲み放題となり、フードはビュッフェスタイル。この2種類以外のドリンクはキャッシュオンで提供する。

 店主の小林功さんは関東のスーパーで初めてベルギービールと出合い、その後、たまたま専用グラスで提供するベルギービール専門店で飲む機会があった。「味も香りも全く別物だった。専用グラスの重要性が分かった」と小林さん。さまざまなベルギービールを飲んでいくうち、「自分の人生を変えた」ビールに出合う。

 「『ドゥシェス・ド・ブルゴーニュ』というレッドビールに出会って衝撃を受けた。ベルギービールの世界を日本に広めたいと思った。関東には既に多くの専門店が展開していたので、関東で店を持つ意味はない。以前ベルギーと九州の面積が同じくらいという記事を目にしていたこともあり、九州の中でも『焼酎文化』を持つ鹿児島に行こうと思った」。オープン当初は鹿児島にベルギービールの流通が全くなく、本州のインポーターや小売店から買い集めながら営業していたが、現在は約半分を大手酒卸業者から卸せるように手配しているという。

 「これだけ種類があると味わいもそれぞれなので、濃い・薄い、(アルコールが)強い・弱い、フルーツが入っているものがいいなど、お客さまの好みを聞いて一番近いと思われるものを提供する。ビール嫌いな方も含め、どんな人にも合わせられる」と小林さん。「上面発酵のベルギービールは温度によって味も香りも変化していくので、日本のビールみたいに一気に飲んでしまうのはもったいない。冷たい状態からじっくり楽しんで」とも。

 開催時間は12時~18時。参加費は3,500円。イベントの参加には予約が必要。

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