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鹿児島に屋台村-さまざまな業態の26店出店、「路地裏的横丁」目指す

4月26日にオープンする屋台村、イメージ図。

4月26日にオープンする屋台村、イメージ図。

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 鹿児島中央駅そばに4月26日、鹿児島の食材が集まる「かごっまふるさと屋台村」(鹿児島市中央町、TEL 099-255-1588)がオープンする。

施設内の様子

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 青森県にある「八戸屋台村みろく横丁」を参考に、市電・高見橋電停前の「ホテルニュー鹿児島」跡にオープンする同施設。肉・魚・郷土料理や麺類、焼酎など鹿児島の「食」を、さまざまな業態で提供する。施設全体の面積は250坪で、飲食店25店と焼酎販売店1店(焼酎維新館)が軒を連ねる。駐車スペースは約24台分を設ける。運営はNPO法人「鹿児島グルメ都市企画」。

 各店の店舗面積は3.5坪。三面ドアの建具(引き戸)とスタイル(座席、立ち飲みなど)は各店さまざまだが、席数は8人程度、カウンターで店主と対面するスタイルを採っている点は共通している。「この形態の屋台村は九州で初めて。『1対8の原則』というのがあり、店主1人に対し客8人が、屋台の良さが出るちょうどいい比率」と話すのは、同NPO副理事長で、施設内の焼酎販売店「焼酎維新館」取締役営業部長の上野浩三さん。

 「鹿児島の玄関口であり、おもてなしの場」であることを意識し、出店者を対象にこれまで数回、鹿児島弁講座や「おもてなし」などについての研修会を開いた。「各地の料理を食べながらその産地の話が聞ける。会話が弾んで、ここで情報を得た客が足を運んでくれるのが一番いい形」と上野さん。

 施設内には「田の神さあ(たのかんさあ)」(=お地蔵様のこと)や昭和を連想させる電灯を設置。店先にはちょうちんを出す。「引き屋台でもフードコートでもない、路地裏的な横丁の雰囲気を楽しんでもらえれば」とも。

 焼酎維新館の営業時間は10~18時。飲食店の基本営業時間は18時~24時(店舗ごとに営業時間と店休日が異なる)。うち19店は昼も営業。詳しい営業時間と店休日はホームページで確認できる。

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