鹿児島のフリーペーパー「under’s high(アンダーズ・ハイ)」の制作を手掛ける洋服店「NOSE GLASS」(鹿児島市照国町、TEL 099-224-8106)内に5月31日、同誌のコンセプトショップコーナーがオープンした。
鹿児島在住の店主やデザイナーら4人が作る同誌は、鹿児島の人物、歴史、文化、カルチャー、サブカルチャーなどに焦点を当てた「読み物」色の強いフリーペーパー。「見えづらいもの」「見過ごしているもの」などを型にはまらないさまざまな視点から取り上げる。
昨年8月にはVol.10までのまとめ本「アンダーズ・ハイSpecial Issue」(南方新社、1,575円)を出版したほか、丸5年がたった今年5月には、通常の約2倍サイズ(A5)の記念号Vol.20を発刊したばかり。
コンセプトショップでは、チャリティーバッジや同誌で取り上げてきたアーティストの作品を販売するほか、同メンバーがデザインするアイテムや、アーティストとのコラボTシャツなどを販売。「『フリーペーパー』という流れていく誌面を目に見える形にしたかった」と店主で編集・ライティングを務める植村隆博さん。
「今までフリーペーパー作りを通じて、多くのアーティストとつながってきた。このコーナーはそうした人たちの作品発表の場にもしたい。今後、紹介したいアーティストとのコラボ商品も増えていく予定。5年間続けてきたノウハウやつながりを生かして、鹿児島のカルチャーを発信する手助けになれれば」とも。
営業時間は11時30分~19時30分。同誌の次回発行は11月ごろを予定。