鹿児島の各地域の商店街グルメナンバーワンを決める「Show-1グルメグランプリ」が2月23日・24日、「かごしま県民交流センター」(鹿児島市山下町)広場で開催される。
今年で3回目の開催となった同グランプリ。県内14の商店街が、地域の自慢の食材を使った「商店街グルメ」を出品し、来場客の投票でグランプリが決まる。本大会に向け、昨年10月から今年1月にかけて、出水市や奄美市などで地方大会を行い、11~12万人を動員した。大会当日は2日間で約6万人の人出を見込む。
「目的は『人づくり』」と話すのは宇宿商店街振興組合理事長の河井達志さん。「持続的で他を巻き込むような街の活気は、高い意識を持った『人』を育てることから始まる。今までに開催してきた地方大会を、イベントではなく『お祭り』と位置付け、今後も継承されていくような仕組みにしたい」と話す。
今大会から、これまでの大会に出品された100品を掲載するグルメマップの配布のほか、クイズに答えると抽選でご当地プレゼントを進呈する企画を盛り込む。「今年の地方大会はどこも僅差の戦いだった。3年目ということもあり、どこのグルメもバージョンアップしており、昨年以上の熱気の高まりを感じる」という。
出品は次の通り。「きりしまんま」(霧島市)、「たねがしま山海丼」(西之表市)、「出水柑チキンカレー」(出水市)、「黒豚がおかず丼SP」(南九州市)、「志布志黒豚三昧丼」(志布志市)、「プリモコ丼」(鹿屋市)、「枕崎鰹船人めしSP」(枕崎市)、「温たまらん丼」(指宿市)、「宇宿たっこん飯」(鹿児島市)、「奄美黒豚パパイヤ丼」(奄美市)、「手羽キング」(伊佐市)、「甑島アオサらーめん」(薩摩川内市)、「ぷるぷる豚」(中種子町)。価格は300円~400円。
本大会より特別枠での参戦として、「くまはいキャロッ丼」(姶良市、400円)も出品するほか、ゲストとしてB級ご当地グルメでまちおこしに取り組む2団体も参加する。「延岡発祥チキン南蛮」(宮崎県延岡市、延岡発祥チキン南蛮党、300円)、「富士宮やきそば」(静岡県富士宮市、富士宮やきそば学会、400円)。
開催時間は10時~16時。チケットは1,200円(100円チケット12枚つづり)で投票券1枚が付く(残ったチケットは入り口「換金所」で換金できる)。当日9時30分から販売。