天文館公園(鹿児島市千日町)で3月21日・22日、「宴(だいやめ)まつり~花見で宴(だいやめ)~」が開催される。
同イベントは、「『美味のまち鹿児島』づくり協議会」が主催する「薩摩美味維新 春の宴(だいやめ)」のメーンイベント。「だいやめ」とは、鹿児島の方言で「晩酌して一日の疲れを癒やす」という意味。当日は本物の桜の木で会場が彩られ、お花見気分で楽しむことができる。
フードコートエリアには、「豚なん骨入揚げpizza」(鹿児島イタリアンの会)、「黒豚タン塩焼」(肉バルあぶらぎっしゅ)、「THE手羽キング」(伊佐市商工会)など、鹿児島産の食材を使ったさまざまな料理を販売するブースが並ぶ。「薩摩美味維新」恒例の「黒豚ハムの溶岩焼」や、春の旬魚である「桜鯛」(いお・かごしま食普及拡大推進協議会)を、各先着200人に振る舞う。同協議会が開発中の新メニュー「黒豚・黒牛・黒さつま鶏を使った唐揚げ」の試作品も用意される。
焼酎バーでは、焼酎王国である鹿児島の40種類の焼酎をワイングラスで提供。オリジナルソラキュー持参で指定の焼酎が飲み放題。ソラキューとは鹿児島に伝わる杯のことで、底がとがっているため、「ソラッ」と杯を渡されると「キュー」と飲み干さざるを得ないことから名前が付いたといわれている。オリジナルソラキューは、当日会場でも販売(800円~)。地ビールやワイン、リキュールなども用意する。
芝生広場では、「パークヨガ」や「ジャイロキネシス」も行われており、誰でも参加することができる。開催時間は、21日=16時30分~・17時30分~、22日=16時15分~・17時~。同協議会の大嶺繁徳さんは「鹿児島の食材を楽しみながら、春を一緒にお祝いできれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は15時~20時30分。入場無料。会場内の飲食物等の購入には「春の宴」チケット(1,000円)が必要。前売り券は山形屋プレイガイド、天まちサロンなどで販売し、当日会場内の案内所でも購入できる。