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天文館で革靴ブランド「ヒラキヒミ」の受注会-デザイナーは福祉業界出身

姶良市蒲生町生まれの革靴ブランド「ヒラキヒミ」。

姶良市蒲生町生まれの革靴ブランド「ヒラキヒミ」。

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 天文館・テンパーク通りでデニムブランド「籠楽」などを取り扱う「Dude-Lanch(デュードランチ)」(鹿児島市東千石町18、TEL 099-222-8577)が現在、姶良市蒲生町の革靴ブランド「ヒラキヒミ」の受注会を開いている。

店長の外宮さん

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 「ヒラキヒミ」は同町の工房「蒲生靴屋」が製作するセミオーダーの革靴。シワ加工で風合いのあるカウレザーを使用し、一つ一つ手作りする。爪先部が盛り上がった特徴的なデザインは映画「天空の城ラピュタ」の主人公パズーの靴がモチーフになった。

 ラインアップは、同ブランド定番タイプの「コッペ」、「喜劇王」として知られるチャールズ・チャップリンをイメージした「チャーリー」、日本で初めて革靴を履いたといわれる坂本竜馬をインスピレーションソースに、それがサイドゴアブーツだったといわれることからデザインされた「シネマティック」など。

 期間中はデザイナーの尾ノ上正成さんが来店。購入者は11色のレザーと3種類のソールの中から好きなものを選び、足の大きさを採寸してもらう。サイズ展開は20~29.5センチで、注文後1~2カ月で出来上がる。

 ブランド名はイヌイット語で「自然の声に耳を傾けよ」という意味。自然の声を自分の体と捉え、体を大切にしてほしいという尾ノ上さんの思いが込められている。尾ノ上さんは靴好きが高じて福祉業界から靴職人に転身。同工房を立ち上げた。

 「味のある革の風合いはもちろん、ソール一つでも印象が変わる。味のある自分らしい自分のための革靴をぜひオーダーしていただければ」と同店の外宮忠幸店長。

 価格は3万6,000円~。4月20日まで。

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