天文館むじゃき本店（鹿児島市千日町、TEL 099-222-6904）で1947（昭和22）年に誕生した「白熊」が6月で生誕65周年を迎え、恒例の「白熊誕生祭」が行われている。

「白熊くん」もやってくる

　復刻版「なつかしろくま」をはじめ、過去の「白熊誕生祭」に登場した「白熊」全10種類を限定提供する「白熊誕生祭」。「プリン白熊」「宇治金時」「アイス白熊」など定番メニューの「白熊」も合わせると約20種類にもなるという。毎年、この期間しか食べられない「白熊」を求めて多くの観光客や地元の客が訪れる。

　従業員の意見を取り入れたり、海外のかき氷を参考にしたりして毎年新メニューを開発しているという「天文館むじゃき」。「白熊」が鹿児島の特産品として全国に認知されるようになったことを喜ぶと同時に、「白熊の本家として現状に甘んずることなく常に質の高い新商品の開発に力を注いでいきたい」と同社の前田真吾さんは意気込む。

　「白熊」のラインアップは、氷の中に具が14種類も入った「なつかしろくま」、ミルクティーとレモンティーの味が楽しめる「紅でなくっ茶（こうでなくっちゃ）白熊」（以上、720円）や、焼酎「黒伊佐錦」のシロップにおつまみトッピングの「焼酎みぞれ」（660円）、奄美大島の黒糖を使った「南海の黒熊」（720円）、知覧茶を使った氷に自家製葛饅頭を載せた「茶の極み」（600円）など。

　毎週日曜日には、イメージキャラクターの「白熊くん」も来店し写真撮影などのサービスに応じるほか、対象の「白熊」注文客にはポストカードも進呈する。

　営業時間は11時～22時（日曜・祝日・7月・8月は10時～）。アミュプラザ店でも同時開催する。今月30日まで。