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老舗の郷土料理店「せごどん」が新店-「洋食に見立てた薩摩料理」コンセプトに

老舗の郷土料理店「せごどん」の新店は、洋風な雰囲気。

老舗の郷土料理店「せごどん」の新店は、洋風な雰囲気。

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 郷土料理を提供する創業27年の老舗居酒屋「かごしま酒道場 西郷(せご)どん」が6月22日、天文館ぴらも~るに姉妹店「かごしまグルメ西郷どん」(鹿児島市東千石町、TEL 099-223-7510)をオープンした。

工夫を凝らしたメニューがそろう

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 「今までの『西郷どん』を知っている人には必ず驚かれる」という同店。お決まりの「西郷人形」が立つ入り口の奥は、白を基調としたレストランに近い内装。BGMにジャズが流れる店内は、約165平方メートルの広さにカウンター7席とテーブル60席を設け、「女性も入りやすいような、ゆったりとくつろげる雰囲気」に仕上げた。ランチ時は主に主婦層が多く、ディナー時には女性客が7割ほどを占めるという。

 料理は「洋食に見立てた薩摩料理」をコンセプトに、郷土料理のメニュー充実に力を入れる。県産の食材を使うことや自家製にこだわり、郷土料理に使わないような食材も取り入れ洋皿に盛り付ける。

 ランチタイムはバイキング形式の食べ放題(大人=920円、中学生未満=750円、幼稚園児未満=無料)を実施。郷土料理や家庭料理など、和洋中のメニュー約20種類をそろえる。

 ディナータイムのメニューは、カツオのたたきを桜島風に盛った「SAKURAZIMA大正大噴火」(3~4人前=1,950円)をはじめ、「勘八のお造り」(850円)、「かごしま名物地鶏のお刺身」(980円)、「黒豚セゴロールトンカツ」(880円)、「黒豚なんこつのトロ煮」(580円)、「かごしま県産の地野菜を使った自家製ピクルス」(480円)、「枕崎の鰹の酒盗をクリームチーズで」(580円)、「かごしま黒毛和牛レバーの自家製味噌(みそ)漬け」(650円、以上価格はすべて税抜き)など。

 ドリンクは40種類以上の焼酎をそろえるほか、カクテル、ワイン、地ビール、地酒も用意する。

 「かごしま酒道場 西郷どん」は東千石の1号店が先月閉店し、現在は中央駅前から2月に移転オープンした騎射場店と、FC久留米店の2店舗を展開。「『西郷どん』は常に新しい鹿児島を追求する。料理やお酒を通して、鹿児島に活力を感じてもらえるよう頑張りたい」と同店代表の肱岡慶一郎さん。

 営業時間は11時~15時、17時30分~2時。

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