鹿児島県のPRキャラクター「ぐりぶー」と「さくら」の間に10月10日、待望の赤ちゃんが生まれた。うわさ通り7つ子で、誕生が発表された公式フェイスブックページには、県民などから祝福が相次いだ。
「顔の表情や性格から、なんとか覚えてもらえたらうれしいぶ~」
7つ子誕生から2週間がたち、「日々、目を見張るスピードで元気に成長している」という子どもたち。体の色や個性もそれぞれ異なる子どもたちを、「ぐりぶー」「さくら」は「親バカ全開」でかわいがっている様子だ。
気になる7つ子の名前も発表された。眼鏡をかけた真面目な子は青の「まなぶー」、やんちゃな子は赤の「あそぶー」、甘えんぼはピンクの「らぶぶー」、食いしん坊は黒の「かごぶー」、のんびり屋は黄色の「すなぶー」、姉御肌のおませさんは茶色の「ゆゆぶー」、泣き虫な末っ子は白の「ほしぶー」。
「歴史、レジャー、食、温泉、宇宙など、鹿児島のさまざまな魅力を7つ子がそれぞれPRしていってくれれば」と期待を寄せる県の担当者。「ぐりぶー」も、「これからは大家族の『ぐりぶーファミリー』としてますます鹿児島の魅力発信に頑張っていくので、あらためて応援よろしくお願いしますぶ~!!」とコメントしている。
県では11月1日、国民文化祭1年前イベントとして「プレ国民文化祭・県民文化フェスタ」を中央公園(鹿児島市山下町)で開催。会場で7つ子と触れ合うことができる企画も用意しているという。数日前には、県内のゆるキャラとしては初となる無料通話アプリの「LINE」スタンプも登場するなど、ますますPR力を増す「ぐりぶー」。機動力が増した「ファミリー」の今後の活躍に、注目が集まっている。