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ロングセラー「鹿児島県民手帳」2015年版発売-役立つ情報から雑学まで

内容充実の「2015年版 鹿児島県民手帳」

内容充実の「2015年版 鹿児島県民手帳」

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 「2015年版 鹿児島県民手帳」の販売が、10月18日の「統計の日」に合わせて始まった。「MARUZEN天文館店」(鹿児島市中町、TEL 099-239-1221)では、出入り口前に売り場を展開。順調に売り上げを伸ばしているという。

トリビアも満載

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 発行部数は昨年より1割増しの3万3000冊。サイズは縦150ミリメートル、横85ミリメートルで、左ページに1週間分の日別記入欄、右ページにメモ欄を設ける。表紙は軟らかく手触りのよいスポンジシートを使う。色は黒と赤の2色を用意。

 2015年版のテーマは「もっと知ろうよ、『本物。鹿児島県』」。新コンテンツとして、月ごとに郷土料理をカラーで紹介するほか、薩摩の「郷中教育」の基本精神を詠(うた)う日新公「いろは歌」や先人たちの教え、市町村公認の「ゆるキャラ一覧」も。県内施設などの割引パスポートも付けた。

 主要官公庁などの住所・電話番号や県の相談窓口、県内の道(海)の駅一覧など暮らしに役立つ情報を収録しているほか、鹿児島の自慢・全国第1位のもの・1日換算など、役立つかどうかは不明のトリビアページも。イラスト付きで県内の1日当たりの「結婚するカップル数」や「焼酎消費量」「ウオーキング・軽い体操をする人数」などを紹介している。

 1958(昭和33)年創刊で、充実した郷土データが人気のロングセラーだが、近年は販売数の減少が続く。歯止めをかけるべく、2014年版から新たなコンテンツを追加したほか、表紙の素材も上質なものに変更。県民や県観光課などの意見も盛り込み、リニューアルを図ったという。

 県統計協会の担当者は「鹿児島の情報がどっさり載っているので、観光パンフレットとしても使える。ぜひ手元に置いていただければ」と利用を呼び掛ける。

 1冊500円(税別)。各支庁や県立病院などの生協売店や市町村役場、書店のほか、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン)などで取り扱う。問い合わせは県統計協会(TEL 099-801-6885)まで。

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