スケートボードランプを併設したカレーカフェ「VOUL(ボウル)」(鹿児島市錦江町)が12月17日、倉庫をDIYで改装してオープンした。
約100坪の敷地にスケボーランプと、その奥にカウンター13席、テーブル席10席を設けたカレーカフェ、中2階にはスケボーランプを見下ろすことができる団らんスペース、2階にはスケートボードや洋服などを扱うショップを配置。
「できるだけ、あるものを使うこと」をコンセプトに、廃材を使ってオーナーが仲間たちと協力し、約1カ月かけて改装した。木の壁に囲まれ、手作りのテーブルや椅子を並べたカフェスペースは観葉植物で彩られ、廃材のまきを燃やして使う暖炉や、スケボーランプをのぞく小窓も。
映像制作やアパレルブランドを手掛けるオーナーの林田和則さん。趣味のスケボーについて、鹿児島のシーンをもっと盛り上げたいとの思いから、その起点となる場所になればと念願の店舗オープンを果たしたという。店名は「volcano soul(火山魂)」を略して付けた造語で、「熱い思いをもってやっていきたい」と意気込む。
提供するカレーは、スパイスや野菜・果物を2~3日煮込んだ欧風カレー。幅広い世代が食べられるよう辛さも調節可。「二日酔いに効く(笑)」と林田さん。価格はS=580円、M=680円、L=780円で、50円増しでテークアウトにも対応する。ミックスナッツ、ピクルス(以上300円)も。ドリンクはコーヒー(250円)をはじめ、ビール(500円~)、ジーマ・スミノフ(各600円)、焼酎(大和桜、400円)、焼酎をソーダ水で割った薩摩ハイ(250円)。
スケートランプの利用料は1時間300円。2月1日からはプロのスケーターを講師に招き、初心者も手ぶらで参加できるスケートスクールも開講予定。料金は2時間2,000円(ワンドリンク付き)。問い合わせ・予約はメールで受け付ける。
「家族連れや友達などで、気軽にカレーを食べに、コーヒーを飲みに、遊びに来てほしい。そのことをきっかけにスケボーを始めてくれる子がいれば」とも。
営業時間は11時30分~22時。火曜定休。