桜島の火山灰をテーマに、それらをうまく活用した取り組みを一堂に集めて紹介する「灰フェス!」プレイベントが1月25日、国民宿舎レインボー桜島(鹿児島市桜島、TEL 099-293-2323)で行われる。
「灰さえなければいいところ」を逆転の発想で、「灰があるからいいところ」に変えて楽しもうと初開催される同イベント。7月の本祭を前に行われるプレイベントでは、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」とコラボした「桜島大根役者劇団」による初公演のほか、街歩きの達人こと「かごしま探検の会」東川隆太郎さんによるトークショーなどを予定する。
「火山灰を使った食品・雑貨などの特産品、イベントなどが一堂に会するイベントはこれまで無かったのでは」と話す桜島ミュージアムの大村瑛(あきら)さん。「良くも悪くも火山灰のことを一番分かっている地元の人に、火山灰でいろいろなことができるということを感じてもらいたい」とコメントを寄せる。「とても地域性の強い企画。北海道の雪まつりのように、鹿児島ならではの長く続くイベントにしていければ」とも。
13時30分開場、14時開演、16時終演。入場無料。問い合わせは同実行委員会(TEL 099-245-0100)まで。当日は、毎年恒例の「世界一桜島大根コンテスト」と「桜島カンパチ&ブリ大根まつり」も開催予定。