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ホテルニューニシノ、朝食会場を「おばちゃん食堂」に改名

ホテルニューニシノの朝食会場が「おばちゃん食堂」に

ホテルニューニシノの朝食会場が「おばちゃん食堂」に

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 天文館・銀座通りのホテルニューニシノ(鹿児島市千日町、TEL 099-224-3232)で朝食会場としても使われているレストランが「おばちゃん食堂」に改名した。

バランスを考えられた「和食」の朝食

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 24時間営業の天然温泉とサウナが売りの老舗ホテル3階にあり、店内は昔の喫茶店を思わせる雰囲気が漂い、窓際の席からは通勤途中の人などが行き交う姿や天文館の朝の風景を眺めることができる。店内では「おばちゃんたち」が作る家庭的な朝食を提供する。

 メニューは、ご飯と麦みそのみそ汁、焼き魚、野菜の煮物などの小鉢から成るお膳仕立ての和食など4種類。ベーコンエッグにトーストの洋食も用意するほか、「お酒を飲んだ日の翌朝に最適」という朝粥(あさがゆ)、同ホテルマネジャー西野友季子さん薦める奄美の郷土料理、鶏飯など。

 スタッフが「おふくろ食堂」と呼んでいたことから「さりげなく」改名した。常連客などから、「名前を変えただけだが、何だかおいしそうでいい」との声が聞かれるなど評判は上々という。

 「おばちゃん食堂」以外にも、「ホッとするような温かみ、安心感」を感じる風景は今も残る。西野さんが「湯上がり酒場」と呼ぶ、温泉を出たところにある軽食スナックや、補修して今も現役の屋上のネオン灯、先代の時から使っている「パイプをくわえたおじさん」のホテルキャラクターなど。「古いものも大事にメンテナンスしながら、『古くて新しいもの』を追求していきたい」と西野さん。「地元の人に愛される、くつろぎの場所でありたい」とも。

 価格は760円。コーヒー・紅茶はお代わり自由。朝食は宿泊客以外の一般客も利用できる。営業時間は7時~10時。

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