ピアノロックバンド「テスラは泣かない。」、新譜引っ提げ地元で初のフリーライブ

左から飯野桃子さん、吉牟田直和さん、實吉祐一さん、村上学さん

左から飯野桃子さん、吉牟田直和さん、實吉祐一さん、村上学さん

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 鹿児島出身のロックバンド「テスラは泣かない。」が、メジャーセカンドアルバム「ジョハリの窓」をリリースした。9月20日には、自身初となるフリーライブをアミュ広場(鹿児島市中央町)で行う。

盛り上がるライブの様子

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 2007年に鹿児島で結成し、2014年にはEMI Records Japan(現Virgin Records)からメジャーデビューを果たした同バンド。村上学さん(ヴォーカル&ギター)、飯野桃子さん(ピアノ&コーラス)、吉牟田直和さん(ベース)、實吉(さねよし)祐一さん(ドラム)の4人が鳴らす熱い音楽は、全国各地のライブハウスを沸かせている。

 プロデューサーに片寄明人さん(GREAT3)を迎えた最新作、8月26日に発売した「ジョハリの窓」は、「今までのどの作品よりも音楽性の幅が広くなった作品」だと村上さんはコメントする。心理学用語から付けたタイトルの通り、「誰も知らなかったテスラは泣かない。をお見せすることができると思う」とも。

 リード曲「サラバ」はミュージックビデオにも表現されるように、居心地のよかった場所に思いを馳せ、未来への決意を歌った曲。鹿児島より東京にいることの方が長くなり、「今までの自分じゃ通用しない部分があって、変わらなきゃいけないと感じた」と村上さんは明かす。「僕らが変わっても、きっとかつての仲間たちはそれを受け入れて、相変わらず変わってないねって言ってくれるはず。だから、前に進むために、今までの自分と、自分が育った場所に一度別れを告げるんだ」と思いを込めた。

 10月からは全国ツアーをスタートし、12月22日にはキャパルボホール(東千石町)でワンマンライブも予定する同バンド。「アミュラン2周分、いや、もっと演ります」と意気込んで挑むフリーライブに向けて村上さんは、「僕らも皆さんに見たことのない景色を見せたいし、僕らも鹿児島でまだ見たことのない景色を見たい」とコメント。吉牟田さんも「普段ライブハウスに行かない人もたくさんいらっしゃると思うので、どういう風に楽しんでくださるか楽しみ」と話す。

 フリーライブは16時30分開演。タワーレコードアミュプラザ鹿児島店では、アルバム購入者に先着順で「優先観覧エリア整理券」を配布する。

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