薩摩赤鶏を使った炭火焼き鳥や刺し身などを提供する居酒屋「ま心創楽 瑛炭(えいたん)」(鹿児島市山之口町)が5周年を迎えた。
6月、現在の場所へ移転した同店。席数は、カウンター7席、掘りごたつ54席。「移転前は9割が男性客だったが最近では女性客が増えた」と店主の瀬戸口和康さん。県外からの旅行客や出張で来鹿した会社員も多いという。
料理は、看板メニューでもある炭火で焼く串焼きに加え魚料理も毎日6~8種類をそろえ、鹿児島の伝統的な郷土料理をそろえる。人気メニューは120日間育成した「がんこ鶏の炙(あぶ)り刺」(980円)、刺し身用の新鮮な赤鶏を使った「自家製手ごねつくね~黄身添え~」(1本300円)などのほか、「とろ~り半熟玉子の豚ばら巻」(350円)など。ドリンクメニューも約70銘柄をそろえる芋焼酎や日替わりで入荷する日本酒、カクテル、ノンアルコールカクテルと豊富にそろえる。
瀬戸口さんは「お客さまに喜んでいただくのはもちろん、5年たった今は従業員が働きやすい環境づくりも心掛けている。そうすることで、より良いおもてなしができるようになり、お客さまにもっと喜んでいただけると思う。みんなが幸せである環境がつくれたら」と意気込む。
営業時間は18時~翌1時。