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鹿児島水族館でタツノオトシゴの赤ちゃん誕生

産まれたてのタツノオトシゴの赤ちゃん

産まれたてのタツノオトシゴの赤ちゃん

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 鹿児島水族館(本港新町、TEL 099-226-2233)で、1月20日の夜から22日の朝にかけてタツノオトシゴの赤ちゃんが産まれた。

生後約1年半のタツノオトシゴ

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 27匹産まれ、現在の体長およそは2センチほど。大人になるにつれて1.5センチ~10センチほどに成長するという。生まれた時から大人と同じ形をしている。

 日本では、外見が龍(たつ)に似ていることから「龍の落とし子(龍が産み落とした子)」と命名されており、別名は「海馬(ウミウマ)」「馬魚(ウマウオ)」など馬に由来するものが多くい、英語名では「seahorse(シーホース=海の馬)」と呼ばれている。

 この時期に産まれるのは珍しく、春から夏にかけての出産が多い。タツノオトシゴの産卵は雌が行い、卵約100~200個を雄の育児嚢(のう)に預け稚魚を出産する。

 現在、タツノオトシゴの赤ちゃんは2階のウミウシ研究所コーナーで展示されている。

 展示課・魚類展示係の八巻鮎太さんは「タツノオトシゴの赤ちゃんは今しか見られない。ぜひ本物を見に来てほしい」と話す。

 開館時間は9時30分~18時。

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