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いちき串木野羽島崎神社で「太郎太郎祭り」 子どもの成長を祝う伝統祭り

田打ちでの寸劇の様子

田打ちでの寸劇の様子

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 羽島崎神社(いちき串木野市)で3月10日、「太郎太郎祭り」が行われる。

「船持ち」での様子

 昭和後半から行われてきた行事で、元々は旧暦2月4日に行われてきたが、1999年から3月4日前後の日曜日に行われるようになった。

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 旧暦では潮が満ちてくる2時頃に野間岳から吹く南風に乗り神が来るとされ、この時間に祭りが始まる。1985(昭和60)年頃までは「田打」「船持ち」の順で行われていたが、現在は1年ごとに順序を入れ替え行われている。

 地域を挙げて5歳になった子どもの記念に豊作と豊漁を祈る、里と海2つの祝いから成る複合行事。漁家の子は航海安全を願い「船持ち(ふなもち)」、農家の子は豊作祈願の「田打(たうち)」行事を行う。「船持ち」は船の模型を持ち子どもだけで境内を一周する。その後、大人が船歌を歌いながら子どもと一緒に境内を回る。「田打」はテチョ(父親役)、太郎役、牛役などが登場し稲作の様子を即興寸劇が行われ、当日は境内が埋まり参加者や観客でにぎわう。

 いちき串木野市教育委員会社会教育課文化振興係の堀之内元気(もとき)さんは「観覧自由なので、伝統ある行事を見て楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は14時~16時。

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