鹿児島アミュプラザ本館2階の「#ごほうびストリート」に3月13日、焼きたてのチーズタルトを販売する「BAKE CHEESE TART」が南九州に初めてオープンした。
経営はBAKE(東京都港区)。同ブランドは北海道で誕生し、国内26店舗、海外16店舗を展開、世界中で年間約3500万個を販売している。店舗は「工房一体型がコンセプトで、チーズタルトを焼き上げる様子が見られるよう、工房はガラス張りになっている」と広報担当の新井沙織さん。
内装には同社のストアデザイン部が「鹿児島にゆかりのある素材を使いたい」と提案。火山灰レンガを店内装飾に使うアイデアに至ったという。外装には錦江湾の形状から着想を得たデザインを施し、メインカラーは灰色で仕上げた。
新井さんは「チーズムースは北海道産のクリームチーズをオリジナルのブレンドで配合したもの。よりサクサクとした食感のタルトカップにするため、タルトだけで1回、ムースをのせて、もう1回と『2度焼き』をしている。毎日、焼きたてを用意してお待ちしている」と来店を呼び掛ける。
同社は薩摩スイーツ専門店「オイモン(OIMON)」も同チーズタルト店の隣に同時オープン。こちらも工房一体型の店舗で、同県産の紅さつまを使った芋あんや桜島小みかんを素材に使った「焼きたて小みかん香る薩摩芋ケーキ」などを販売。同社としては初めての「ご当地ブランド」になるという。
営業時間は、当面は11時~20時。