リモートワークの拡大に伴い、鹿児島のハウスメーカー、七呂建設(鹿児島市石谷町)が提案する在宅ワーク専用住宅「書斎ダイニング」への問い合わせが増えている。4月~5月の同月前年比ベースで約67%増加したという。
2017(平成29)年から販売している「書斎ダイニング」は、個室のイメージが強い書斎を、あえてキッチンに隣接したダイニングと融合させたもの。家族それぞれが並んで作業スペースを確保できるようダイニングテーブルを長くし、パソコンが置けるサイドテーブルも設けた。
冷蔵庫やキッチンが近いので、デスクトップパソコンを使ったオンライン飲み会でも、お酒やおつまみを置くテーブルスペースを確保しやすくなっている。「子どもの在宅ワークにも最適」と同社広報の野久保里奈さん。「小学生ぐらいまではリビングで宿題をする子どもが多い。キッチンが近いので炊事をしながら子どものリモート学習を見守ることもできる」とも。
リフォームでの注文も可能で、「カウンターだけ設置したいという細かい要望にも対応している。電話かホームページで気軽に相談してもらえれば」と呼び掛ける。
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