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鹿児島のイラストレーター兼ポートレートモデル、天文館の合同作品展に出展

作品「梅雨」を手にするめい風るさん

作品「梅雨」を手にするめい風るさん

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 イラストレーター兼ポートレートモデルのめい風る(めいぷる)さんが鹿児島・天文館のショップ&ギャラリー「SOMETHING(サムシング)」(鹿児島市東千石町)で開催中の合同作品展「Art in the life-革命-」に出展している。

「Art in the life-革命-【後編】」の様子

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 母が画家を目指していたことから、小さいころから絵を描く環境にあったというめい風るさん。高校2年生になって本格的にイラストを描き始め、鹿児島アートフェスティバルに参加。初めて絵を公の場で見てもらう機会を持ち、「自分の作品で他の人を笑顔にできる」ことに気付く。それに励まされ、アート活動を続けてきた。

 使う画材は昔のカラー漫画などに使われていた水性マーカーの「コピック」。デジタル処理などは行わず、「アナログなんです」とめい風るさん。同展で展示する作品40点は「全て描き下ろしなので、はみ出した線なども見せるような展示をしている」。注目の作品は「梅雨」で、「傘が雨のようになった、現実離れしたところを楽しんでほしい」とも。

 趣味でカメラをやっていたことがきっかけで、イメージモデルを頼まれるようになった。現在はイラストレーターとモデルの兼業中。両立することの難しさについては、「スタイル維持が大変」と話す。将来の道にどちらを選ぶかについては、「完全にイラストレーター。コロナ禍でまだ予定は立たないが、年内には東京・大阪・福岡で個展を開きたい」とも。

 めい風るさんは「今回はカップル重視の作品が多い。楽しさや悲しさなど、自分の思い出に当てはめながら見てもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。入場料は500円。8月31日まで。

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