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鹿児島の画家・優耶YAMBASUさん、「コロナへの怒り」テーマに個展

優耶YAMBASUさんと壁面のグラフィティ

優耶YAMBASUさんと壁面のグラフィティ

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 鹿児島の画家、優耶YAMBASUさんが8月1日、鹿児島中央駅近くの衣料品店「mado」(鹿児島市上之園町)で個展「mad summer Yambasu」を開く。

会場の様子

 コンセプトは「夏に怒っている僕」。コロナ禍で夏のイベントがキャンセルになり、夏らしい娯楽が制限されている状況を受けて、「これまでと同じようには夏が楽しめないことに対する怒りや、みんなが大好きな夏を奪われたことへの怒り」を込めているという。

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 見どころは、壁全体にチョークで描いたグラフィティ。会場となる同店2階の壁面3つに描き、視界180度で絵を感じることができる。ビルが木造なので、「僕の絵とよくマッチしている」と優耶さん。

 ダークカラーや多数のラインを使いながら人物などを抽象的に描く作風で、今回展示する100点も「ダーティーな作品が多い」。主に小さなサイズの作品で、家具に描いた作品もある。大きなメインの作品は縦横80センチのキャンバスの作品が2点。

 初めての画集「dirthy of yambasu」(1,000円)の見本も展示する。テーマは「汚い僕」で、「コロナで個展に来づらい人もいると思う。そんな人のために思い切って画集を作ることにした」という。A5サイズのフルカラー30ページで、33点の作品を収録。「全てここ1年に描いた新作で、ダークな作品だけを集めている」とも。優耶さんのインスタグラムページ「yuuya_yambasu」のダイレクトメッセージで予約を受け付け、9月ごろに届ける予定。

 個展では常に在廊し、来場者一人一人と話すようにしているという優耶さん。「『こんな時期に個展?』と思う人もいるかもしれないが、誰かがやらないと。先頭を切ってやろうと思った。夏が楽しめない怒りを共有して、乗り切っていければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~19時。火曜定休。入場無料。8月10日まで。会場では検温のほか、状況により人数制限を行う可能性もある