鹿児島の磯海水浴場(鹿児島市吉野町)で10月24日、「スポGOMI(ゴミ)甲子園」の鹿児島県大会が行われた。
海洋ゴミ問題への気付きをテーマに行う同イベントは今年で2回目。高校生3人で1チームを組み、定められたエリアで60分間、ゴミを拾い、その質と量を競い合う。日本財団「海と日本プロジェクト」の一環。今年は鹿児島県内12の高校から20チーム・60人の生徒が参加した。
1位となったのは、れいめい高校「AMUSE」で、2位のチームの2倍以上のゴミ量(18.08キロ)を達成。2年連続の優勝となった。2位は出水商業高校「栗とモカどん」(7.97キロ)、3位は鹿児島高校「よしのかわFamily」(6.58キロ)、4位は鹿児島情報高校「あげべす」(5.57キロ)、5位は鹿児島高校「のんざれす」(1.31キロ)となった。
1位には側面がジャバラで押しつぶすとコンパクトに折りたためるボトル「ストージョ」、2位にはヨットのセイルクロスで作られた「サコッシュ」、3位には未使用の消防ホースをリサイクルした「ファイヤーホースペンケース」が贈られた。
優勝したチーム「AMUSE」は11月22日、東京で行われる全国大会に出場する。同チームは昨年「7位入賞」の成績を残している。