鹿児島中央駅近くに10月21日、シューマイなどの蒸し料理専門店「蒸気ボーイ」(鹿児島市中央町)がオープンした。
「かごっまふるさと屋台村」の経営にも携わってきた店主の葉山広大さんは「屋台村を営む中で、鹿児島の素晴らしい食材と出合い、そのおいしさを生かすには蒸し料理がいいと考えた」と話す。料理に使う「鹿児島うんまか豚」「もみじ鶏」は、いずれも屋台村で生産者と出合い「ほれ込んだ」という。
手包みするシューマイには、「ゲンコツ鶏焼売(しゅうまい)」「うんまか豚焼売」(以上1個99円)がある。旬の野菜を使った「うんまか豚野菜巻き串」(308円~)として、「キノコ巻き」「レタス巻き」「豚ネギ巻き」「豚にら巻き」「梅おくら巻き」なども用意。枕崎の本枯れかつお節と「もみじ鶏の朝採れ卵」を使った茶碗蒸しも用意し、具材は季節ごとに変わるが「地鶏茶わん蒸し」「海老茶わん蒸し」「あおさ茶わん蒸し」「きのこ茶わん蒸し」(418円~)などがある。
店内には、オープンキッチンでコの字型のカウンター8席やテーブル3席を備える。ランチタイムはテークアウトのみで、焼売弁当(700円)や蒸し野菜弁当(650円)、ミニ焼売弁当(500円)などをラインアップ。店内入り口とは別にテークアウト用の窓口を設けている。
「鹿児島の食材の良さや、食の価値を高めていきたい。ぜひ地元のおいしいものを食べに来てほしい。まずはシンプルなものから味わってもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は17時~翌4時。テークアウトは11時~16時、17時~翌4時。日曜定休。