鹿児島・原良に出張シェフサービスを行う「Terre Maison de Chef(テール・メゾンドシェフ)」(鹿児島市原良1)がオープンして間もなく半年がたつ。コロナ禍で本格的に始動したのは10月3日。
「鹿児島にケータリング専門店によるサービスを根付かせたい。さまざまな理由で外食ができないお客さまに、自宅でゆっくりレストランの味とサービスを楽しんでほしい」と店主兼シェフの武田大志さん。
武田さんは、福岡市内のフランス料理店やフランスの3つ星ホテルなどで料理を学び、「ベイサイド迎賓館鹿児島」(鹿児島市与次郎)で12年間、料理長を務めた。店名の「テール」はフランス語で「大地」を、「メゾンドシェフ」は「家の料理長」を、それぞれ意味する。
プランは2種類。「プライベートシェフ」(1人5,000円、6~20人程度。少人数の場合は1人1万円で2人から)は、自宅やパーティー会場にあるキッチンでシェフが料理を行う。「ケータリング」(1人4,000円、10~40人程度。少人数の場合は1人8,000円で2人から)では、ある程度でき上がった料理を持ち込み、仕上げのみ会場で行いテーブルにセッティングする。「どちらのプラン共メールや電話で詳細を打ち合わせ、予算や内容など、お客さまの要望に沿って料理を作る」と武田さん。
デリバリーも行っており、20種以上の野菜を使ったバーニャ・フレイダーやキッシュが味わえる「ベジBOX」(1,500円)と、冷製と温製の両方が楽しめる「プレミアムオードブルBOX」(5,000円)を用意する。容器は環境に配慮し、土に帰る器を使っている。
武田さんは「どなたにも大切な記念日が存在する。その特別な記念日に大切な方々と過ごし、おいしい料理とサービスで皆さまの心が豊かになるよう、心を込めてサービスしている。ぜひ一度、利用いただければ」と呼び掛ける。
営業時間は9時~21時。日曜定休(予約が入った場合は営業)。