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鹿児島・春日町にシュークリームとレトロ雑貨の店 「必要な人への橋渡し役」

「RAKUFUKU」の店内とシュークリーム

「RAKUFUKU」の店内とシュークリーム

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 鹿児島・春日町に「シュークリームとレトロ雑貨の小さなお店 RAKUFUKU(ラクフク)」(鹿児島市春日町、TEL 080-3227-1154)がオープンして4カ月がたった。

店主の諏訪脇敦紀さん

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 店主の諏訪脇敦紀さんはリサイクル業に携わって約13年。2年前に独立して始めた買い取り専門業を経て、今回初めて店頭販売も行うアンティークショップを8月1日、オープンした。「入りづらさをなくして、気軽に来店してほしい」という思いから、店内ではシュークリームとコーヒーのテークアウト販売も行っている。「シュークリームがあるかどうか、店をのぞいてくれる人もいる」という。

 同店のシュークリーム(200円)は諏訪脇さんの妻・知聡さんが提供している。知聡さんは2人姉妹を育てながらケーキ店「sweets house CHISA(スイーツハウス チサ)」(真砂町)を経営する「ママパティシエール」で昨年、クラウドファンディングを使って開業を実現させた。ユーチューブチャンネル「ママは開業パティシエール.ちさ」を運営するユーチューバーでもある。

 同店では午前中に出張査定を行い、値がつくものはそこで買い取り、値がつかないものでも要望があれば無料で引き取っている。「いらなくなったものでも必要としている人はいる。その橋渡しをしたい」と諏訪脇さん。「他のリサイクルショップに買い取りの相談をして、値がつかないどころか、逆に処分料が掛かると言われたと話すお客さまが多い。当店では年式の古い家電でも、動いてさえいれば無料で引き取ることができる」とも。

 店舗面積は約7坪。店内には小皿やグラスなどの食器類(100円~)や日用品、インテリア用品、アクセサリーやバッグなどを並べる。諏訪脇さんの母が制作する手編みのプラカゴ(500円~2,500円)もある。

 現在、知聡さんがクリスマスケーキのオーダー製造に集中するため、シュークリーム販売は休止しているが、来年1月から再開予定。不定期だが日曜には同店脇で知聡さんがケーキの出張販売を行うことも。予定は同店インスタグラムで知らせている。

 諏訪脇さんは「そろそろ大掃除で不用品が出てくる時期。捨てる前に電話いただければ」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~17時。日曜・祝日定休。

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