鹿児島・天文館のマルヤガーデンズ(鹿児島市呉服町)地下1階に、和食・居酒屋の「ちょうちょ家」が移転オープンして1カ月半がたった。
以前は「天文館ぴらも~る」のビル2階にあった同店。「前の店で営業して11年たち、コロナ禍で感染対策を考えたことが移転のきっかけ」と店長の島崎奈々さん。「移転で店内も広くなり、感染対策も取りやすくなった。メニューはそのままだが、来店客数が3倍になって驚いている」とも。オープンは1月29日。「親しみやすい和の雰囲気にこだわった」という店内には、4人掛けのテーブル8卓とカウンター8席を用意する。
「四季折々の素材をふんだんに使った、手作りの鹿児島料理」をコンセプトに、ランチは定食、夜は居酒屋として「年代を問わず、気兼ねなく利用できる店作りを心掛けている」と島崎さん。一番人気だという「おかめ定食」(1,380円)は、その日の朝に鹿児島で水揚げされた魚の刺し身5点盛りに、えび南蛮や塩唐揚げ、小鉢2品、サラダが付く。夕方からは「ひょっとこセット」(1,500円)(刺し身5点盛り、えび南蛮、鶏天、おばんざい3種、好きなドリンク2杯)がよく出るという。淡麗生やハイボール(以上300円)は、凍らせたジョッキで提供する。
「ランチの定食は1,000円以内に収まる手頃な価格にしている。メニューをたくさん用意しているので、肩の力を抜いて、気軽に来店してもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。