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鹿児島・大黒町に「マテノコーヒー」 自家製スイーツやコーヒー豆販売も

「マテノコーヒー」の外観

「マテノコーヒー」の外観

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 鹿児島・大黒町に3月15日、スペシャルティコーヒー専門店「MATENO COFFEE(マテノコーヒー)」(鹿児島市大黒町3)がオープンした。

「マテノコーヒー」のテークアウトコーヒー

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 夫婦が共同店主を務める同店。築70年以上の店内には夫婦が選ぶアンティーク家具などを置き、「木を基調に年月がたつことで得られる味をそのまま生かし、カウンター内はヨーロッパの片田舎のキッチンをイメージしている」と夫の魚住駆(かける)さん。店名はエスペラント語で「朝」を意味し「良い朝を迎えてもらうことで、良い一日にしてもらいたい」という思いを込めた。

 コーヒーには奈良のロースター「ANY B&B + COFFEE」のコーヒー豆を使い、「浅すぎない浅いりで、コーヒー豆の持つフレーバーと甘さが感じられる」という。注文を受けてから一杯ずつ抽出する「ハンドドリップコーヒー」(400円)や、中いりのコーヒー豆を使ったエスプレッソとスチームしたミルクを合わせた「カフェラテ」(450円)などを用意する。容器持参でのコーヒー豆の量り売りも行っており、エチオピア産やケニア産など常時約4種類をそろえる。

 そのほかドリンクには、数見農園(和歌山県日高郡)のミカンを使った生搾りの「みかんジュース」(450円)や、妻・春香さんの実家で作る三年番茶をベースにハトムギ、ヨモギ、ドクダミをブレンドした野草茶の「森茶」(400円)など。スイーツは自家製のニューヨークチーズケーキ(450円)やチョコレートチャンククッキー(200円)などを用意する。全ての商品がテークアウト可能(モーニングプレートは除く)。

 魚住さんは「人々のルーツを大切に橋渡しするために作られたエスペラント語のように、どんな人でも歓迎したい。出勤前や散歩途中、休日の朝に、ほっと一息つけて心が温まる瞬間をお届けできれば」と話す。

 営業時間は7時~17時。水曜定休。

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