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鹿児島の「二度と行けないあの店」 天文館の雑貨店が店名募集し展示

鹿児島の「二度と行けないあの店」を展示

鹿児島の「二度と行けないあの店」を展示

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 鹿児島・天文館の雑貨店「OWL(オウル)」(鹿児島市東千石町)が5月22日より、今はもう閉店し行くことができなくなった店の名前を募集し展示している。

都築響一さんの書籍「Neverland Diner 二度と行けないあの店で」

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 東京で編集者・写真家として活躍する都築響一(つづききょういち)さんの書籍「Neverland Diner 二度と行けないあの店で」の販売を記念して行う同展示。同書は都築さんが主宰する週刊メールマガジン『ROADSIDERS' weekly』で2年半にわたり行われた連載をまとめたもので、各界の著名人100人が語った「もう行けない店の記憶」を100軒分紹介している。

 同店では同書や都築さんの写真作品を展示するとともに、鹿児島での「二度と行けないあの店」の店名も展示しており、「宇宿にあった北斗ラーメン」「真砂町にあったお好み焼き屋・奄鹿」などの名前が並ぶ。店主の馬場拓見さんの友人・知人や来場者から聞いた店名を中心に展示しているが、店頭にはQRコードでのアンケートフォームを設置し一般からも募集。さらに同店インスタグラムのダイレクトメッセージでも受け付けている。

 馬場さんは「今回の展示を通じて、今はもう行けない店の存在をしのび、その閉店を悲しむとともに、少しでも今ある店の尊さを感じることができたら。時短営業中の飲食店へのエールにもなれば」と期待を込める。

 営業時間は11時~19時。入場無料。6月7日まで。

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