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鹿児島・天文館に自家製麺のうどん店 持ち帰りの冷やしうどんも

天玉タレうどん

天玉タレうどん

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 鹿児島・天文館に自家製麺のうどん店「うどんのお店 かどや」(鹿児島市千日町)がオープンして2カ月がたった。

各種うどんや外観

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 「鹿児島にうどん文化を広める」をコンセプトにした同店は6月12日に開業。昼間はうどん店、夜はうどん酒場として営業する。日本全国から集めた食材でだしを取り、うどんは24時間熟成させた生地を「打ちたて・ゆでたて」で提供する。店長の杉浦祐美さんは「一般的な讃岐うどんよりもやや細麺で、しっかりとしたコシがありつつ、フワッと優しい口当たり」と話す。

 同店がある場所は、古くから営業していた喫茶店「ブルーライト」跡で、「歴史ある場所なので、外装にはその名残を残し、レトロな雰囲気に仕上げた」と杉浦さん。木のぬくもりが感じられる店内には、テーブル4卓、4~5人で利用できる小上がり、カウンター4席のほか、立ち飲みスペースも備える。

 昼は「かき揚げうどん」(650円)や「ごぼう天うどん」(600円)、「えび天うどん」(800円)が人気だという。そのほか、「ランチいなり」(2個120円)、「おにぎり」(1個100円)、「本日のミニ丼」(350円~)などのご飯ものも数量限定で提供する。「今はまだ暑いので、冷たいうどんや大根おろしのタレが人気」とも。冷たいうどんやご飯ものは「持ち帰りメニュー」も用意し、「素かけ」「おろしタレ」「鶏玉天タレ」などがある。

 うどん酒場となる夜は、「おでん」(120円~)や「串揚げ」(180円~)、「天ぷら」(150円~)、「焼鳥」(150円~)、一品料理などを提供する。鹿児島の芋焼酎などもそろえる。

 杉浦さんは「お子さまから年配の方まで楽しんでいただけるうどんを目指している。昼はおいしいうどんをサッと食べに来てもらい、夜は気軽な大衆酒場として利用してもらえれば。締めにもツルッとしたうどんがお薦め。天文館でも歴史のある場所で、新しい文化を根付かせていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~15時、17時~23時(時短要請により変動あり)。

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