鹿児島・紫原に「ezuka(エズカ)食堂」(鹿児島市紫原4)がオープンして間もなく2カ月がたつ。
開業は9月6日。店主の大田和恵さんにとって初めての独立開業となる同店。長く飲食業に携わりながら独立を考えていたという。店舗面積は約50平方メートル、店内にはカウンター4席、4人掛けテーブル4卓を備える。店名は大田さんの名前「和恵(かずえ)」を後ろから読んだもの。
昼は唐揚げやチキン南蛮、ミックスフライ、しょうが焼き、麻婆豆腐などを定食や丼物、単品、テークアウト弁当などで提供する。「人気」は、鹿児島県産豚のチーズカツ丼や油淋鶏(ユーリンチー)定食(以上880円)で、使うタレは「既製品を使わず、調味料の配合にこだわっているので冷めてもおいしい」と大田さん。ご飯は肝付産のイクヒカリで、洗米から炊き上げまで水素水を使い、「米の一粒一粒に光沢が生まれ、味も良くなる」という。
夜は居酒屋となり、焼酎のほか、クラフトビールやウイスキー、ワインをそろえる。料理はモッツァレラチーズの麻婆豆腐(750円)、福岡直送のくじらの刺し身(980円)など。大田さんの父が狩猟をすることからジビエ料理も提供しており、イノシシの肉みそ、キジの肉みそ(以上300円)がある。
大田さんは「少しでも安く、飽きが来ないよういろいろなメニューを提供していきたい。みんなが食べたいメニューがここにある、という位置付けの店になれれば」と話す。「今後、韓国料理のスンドゥブも予定している」とも。
営業時間11時30分~14時、18時~22時。日曜・祝日定休。