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鹿児島・天文館に肉の創作料理店「にくと、うどん」 部位の良さ生かす

「にくと、うどん」の肉ずし

「にくと、うどん」の肉ずし

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 鹿児島・天文館の文化通りに肉の創作料理店「にくと、うどん」(鹿児島市山之口町)がオープンして1カ月がたった。

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 2月17日にオープンした同店。経営は鹿児島県産黒毛和牛の通信販売「1129nikulabo」、ハンバーガー・サンドイッチの店「にくと、パン」(下荒田)を展開する「1129」(南林寺町)。同社はこれまで、「黒毛和牛の部位ごとにカット方法や調味料との相性などを研究し、理想の提供方法を追い求めてきた」と社長の大隣佳太さん。「部位に合わせた調理法で、ここにしかない独創的な料理を提供したい」という思いで出店した。

 部位を生かしたメニューには、ツラミ(牛ほほ肉)をスライスして炙(あぶ)った「ツラミポン酢」(700円)、カッパ(皮と脂身の間にある薄い赤身の肉)をアレンジした「よだれカッパ」(1,150円)、「和牛テール薄切りペッパー焼き」(600円)などがある。

 黒豚と黒牛のギョーザ(650円)、黒毛和牛モモステーキ(1,680円)などの定番もそろえるほか、ご飯・麺ものには、サーロインを巻きずしにした「肉サーロイン巻」(2,400円)、「肉ずし」(2貫1,200円)、肉うどん5種類、牛すじ焼きそばなどもラインアップする。店内には、テーブル3卓、カウンター6席、計20席を備える。

 大隣さんは「10月には5年に一度の和牛オリンピックが鹿児島で開かれ、全国から注目される年でもある。各地から集まる牛農家にも楽しんでもらえる店にしていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は18時~翌1時。

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