鹿児島の赤ちゃん専門フォトグラファー（ベビグラファー）・上園（うえその）美帆さんが4月22日～24日の3日間、ギャラリー「art space&shop haru（アートスペース＆ショップ ハル）」（鹿児島市平之町）で「赤ちゃん写真展～うちの子、いちばん」を開催する。

　上園さんは介護福祉士として働いてきたが、「子どもと関わる仕事がしたい」という夢を持ち続けてきたという。30歳を目前にママフォトグラファーアカデミーで写真を学び、ベビーマッサージ講師の資格も取得した。2017（平成29）年、スタジオ「みらくる」（上福元町）を設立、現在は撮影付きのベビーマッサージレッスンや出張撮影を行うほか、カメラのスキルアップ講座などを開いている。

　上園さんにとって初の写真展。会場には「柔らかく優しい雰囲気」で撮影したベビーフォト約30点をA4～A2のプリントサイズで展示する。上園さんは「スマホでいつでも見返せるのはいいが、小さな画面の中だけではもったいない。プリントして飾る楽しみを伝えたい」と、あえて大きめのサイズを選んだという。

　そのほか、「うちの子、いちばん」をテーマに上園さんのインスタグラムフォロワーを対象に募集した写真も2Lサイズで展示。赤ちゃんを撮影できるセルフフォトブースも設置する。

　上園さんは「なかなか踏み出せずにいたが、やりたいという気持ちを口に出せば、応援してくれる人がいる。誰かが、何かに、チャレンジするきっかけにもなれば」と話す。

　開催時間は10時～17時。入場無料。