鹿児島市役所みなと大通り別館「市民アートギャラリー」（鹿児島市易居町）で8月～11月、「アートマネジメント講座」が開講する。

　主催は鹿児島市。「文化芸術に触れる機会を提供する人材を育成し、興味関心のあるコミュニティーを築く機会を設ける」のが目的。第1回は8月17日で、以降9月～11月に2回ずつ、全7回を予定する。テーマは「企画の立て方」「仲間のつくり方」「お金の集め方」「ファンの募り方」など。

　Forbes JAPAN編集次長兼ウェブ編集長などを務めた九法崇雄さん、ミュージシャンとして活動しながらイベントや場のプロデュースも手がける坂口修一郎さんらが講師を務めるほか、編集者・岡本仁さんや、ギャラリー兼カフェ「たんすの肥やし」（上谷口町）を経営する中森陵さん、下園薩男商店・社長の下園正博さんらがゲスト講師として参加する。

　講師の一人でもあるコミュニケーションディレクターの黒瀬優佳さんは「学生から主婦の方まで、アートに興味関心があればどなたでも歓迎。アート関係の仕事をしていなくても、今後その予定がなくても、広く生かせる内容になっている」と参加を呼びかける。

　6月22日には説明会も行う（参加は事前申し込み制、6月20日17時まで）。説明会・講座共に参加無料。